大島清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
電子書籍版もあるようですが、実際に書き込む形式の脳トレが付いているので、紙の本の購入をおすすめします。
脳科学関連の本って、専門用語が多く解説も結構難しくて頭に入ってこない場合がほとんどなのですが、こちらの本は図解もあってとても分かりやすくて脳の構造を理解できました。
紙に書き込む対応のトレーニングは、般若心経を書いたり、百ます計算したり、日本や世界の白地図を埋めたり、記号を記憶したりなどいろいろな種類のトレーニングがあり刺激になりました。
特に、世界や日本の地図はわかっているつもりでも案外覚えておらず、もっと教養を身に着けなきゃな…と気づくきっかけになりました。 -
Posted by ブクログ
歩くことはよいといわれる。「ダイエット」になるから。
「生活習慣病の予防」になるから。「考えごと」は歩いたほうがまとまりやすい
から。......どれも正解だろう。だが、一番目の理由は、「歩くことが楽しい」
からだ。人はダルマさんではないのだから、一つ所にじっとしてはいられな
い。歩けば、その結果としてダイエットになり、足腰が丈夫になり、脳年齢が若
くなり、病気の予防になるのである。
本書は、長年歩くことを続けている著者が、自身の体験をもとに医学的根拠を
織り交ぜながら、歩くことのすばらしさを語ったものである。"歩く趣味に
「運動神経」はいらない""最初は無理をせ -
Posted by ブクログ
読んでいると、歩きたいなと思わせてくれる本でした。作者が脳科学者で、その分野から歩くことの大切さを説いてくれているので、とても説得力がありました。
現代サラリーマンの一日の歩数は約5000~7500歩。それに比べ江戸時代の人は、3万歩だったそうです。
現代人がいかに歩かなくなったかがわかります。
作者は歩くこと自体を楽しむことが大切と言っています。
提案として、2つの方法が書かれていました。
人により、歩きたくなる時間帯が異なるため、それを自分なりに探ってみる。ちなみに自分は、昼食後の午後は全く歩く気がおきません。今日、早速お昼前に少し歩いてみました。僕にとってはお昼前がいいのかもしれませ -
Posted by ブクログ
大島渚(映画監督)が歩きについて本を出していたのか、と思って購入したら、著者の名前は「清」で、別人の教授・医学博士だった。
冗談はさておき、自分は昨年肘を骨折してしばらく走ることができない期間があり、代わりに散歩を始めた。発見したことは歩くことは生活にいい効果をもたらすだということ。1.に歩きは(走ることを比べても)思った以上にカロリーを消化する。2.に慣れてくるともっと歩きたいという欲求が出てくる。3.に(走り比べて)スローな視点で町を見ると、たくさんの新たな発見がある。
歩くことを通じて、自分が肯定的に感じたことを全て言語化してくれた書籍。健康的になりたい、でもプレッシャー無く、なるべく楽