鹿取茂雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
酷道大百科
激狭、断崖、未舗装...愛おしい「国道」全53本
著:鹿取 茂雄
出版社:実業之日本社
まさに名著! バイク向けだけでないところがよい。感動!!
ほんとうに国道?という疑問をもちつつ、前に進む
地味な標識をたよりに入口を探す
大きな交通止めの看板が
ゲートが何気に横に
ガードレールがない山道、巨大な黄色の警告標識が行く手を阻む
けっこう距離あるトンネル、対向車がこないことを祈りながら進む
最後のガソリンスタンドの看板が。ここは、まよわず給油をする
里に下りてきて、最初のコンビニにほっとする。
巻頭グラビア「酷道」
157号
425号
25号
471/472号
401号
418号
494号
193号
438号
【巻頭レポート】
点線酷道を歩いて繋ぐ!? 国道256号
2018年開通の最新酷道 国道416号
【掲載している酷道】
国道339号階段国道
国道341号雄和高尾山周辺
国道458号十部一峠以北のダート区間
国道399号鳩峰峠
国道459号宮古地区
国道352号枝折峠
国道410号四町作第一隧道
国道353号豊原峠
国道403号伏野峠
国道405号秋山郷
国道299号十石峠
国道152号青崩峠・地蔵峠
国道362号山岳区間
国道360号天生峠
国道471号楢峠
国道157号「落ちたら死ぬ」温見峠
国道257号・472号不通区間
国道418号不通区間
国道417号冠山峠
国道25号旧道区間
国道422号高見山地・池坂越え
国道368号仁柿峠
国道166号竹ノ内街道
国道309号行者還トンネル
国道170号瓢箪山駅付近のアーケード
国道371号高尾峠
国道425号ほぼ全線
国道477号百井別れ
国道308号暗峠
国道482号氷ノ山越え
国道429号榎峠~高野峠
国道184号飯南町
国道433号二重谷峠
国道434号松の木峠
国道488号匹見峡
国道490号笹目峠
国道491号貴飯峠
国道193号イクサの未開通区間
国道438号見ノ越へ
国道319号銅山川沿い
国道493号四郎ヶ野峠
国道439号ヨサクの京柱峠・杓子峠
国道494号黒森峠
国道441号全線
国道378号宇和海沿い
国道207号大村湾沿い
国道324号アーケード国道
国道445号二本杉峠
国道388号大河内越
国道503号飯干峠
国道265号飯干峠
【企画記事】
貴重な写真多数! 昔日のダート酷道(坂下雅司)
国道273号 北海道
国道336号 北海道
国道121号 福島・山形県境
国道333号 北海道
国道341号 秋田
国道339号 福島
国道352号 福島・新潟県境
国道482号 兵庫・鳥取県境
国道306号 滋賀
通行困難
国道421号 石樽峠旧道
国道157号 復旧済み
国道418号 崩土発生 通行止め
国道399号 雪と倒木 復旧済み
人知れず残る 失われた酷道(平沼義之)
国道338号 青森佐井七曲
国道121号 山形福島県境 大峠
国道229号 北海道 積丹半島
国道42号 見栄 矢ノ川峠
国道345号 新潟 笹川流れ
国道156号 富山岐阜県境 庄川峡
国道254号 群馬長野県境 内山峠
国道150号 静岡 大崩海岸
国道45号 岩手 三陸沿岸
国道101号 秋田 五里合迷宮区間
国道289号 福島 甲子峠
国道291号 新潟 中山隧道
国道401号 福島群馬県境 尾瀬沼
国道45号 明治國道 神奈川 十三峠
国道260号 三重 棚橋峠
まさかの車種が!? どんなクルマで行く?
切っても切れない関係 酷道と廃墟
旧国道303号
土倉鉱山
白滝鉱山
廃校
廃ビニールハウス
廃集落
廃屋
オート三輪
温泉宿
集落跡
エロ本小屋
大研究! 酷道は、なぜできるのか(平沼義之)
国道418号 岐阜
国道152,418,256、151号 長野 地蔵峠、青崩峠、小川路峠
国道465号 千葉 大多喜~君津
国道410,465号 千葉 上総亀山
国道477号 京都 百井別れ
国道291号 群馬 水上 廃道
どんなクルマがたのしいか?
酷道はどうやって探したらいいのか
TEAM酷道座談会
ISBN:9784408650401
出版社:実業之日本社
判型:A5
ページ数:160ページ
定価:1800円(本体)
2023年01月23日 初版第1刷発行
2024年08月28日 初版第4刷発行 -
Posted by ブクログ
日本各地には驚きの道路がある。
現役もあれば過去もある。トンネルがあれば隧道有り。
橋があれば水門有り。更に、標識にも仰天が潜んでいる。
新旧の名残りの二階建てトンネル。
トンネル内の分岐。屋根付き。
独特の可動橋。ぐるんぐるんしているループ橋。
設備がすごい風雪防護のパーキング。
水門上の集落。え、通れるの?な洗い越し。
階段県道。海上国道。歩道橋もぐるんぐるん。
各地に遺る旧式の標識。出会ってみたい標識。
延伸中止や遺跡保存などでの未成道や廃道があれば、
自然災害の影響での復旧と仮復旧道路の存在もある。
絶景、珍景、謎を秘めた、100+αの光景。
運転できない自分にとっては、知らない景色を
多く見せていただき、好奇心を満たせました。 -
Posted by ブクログ
日本の道路網は、隅々まで舗装が行き届いた世界屈指の完成度を誇るが、その完璧な網の目の随所に、合理性では説明のつかない「歪み」や「綻び」が潜んでいる。2025年に出版された『日本の仰天道路』を手に取ったのは、かつて47都道府県を巡る男旅を敢行した私にとって、道とは単なる移動の手段ではなく、その土地の歴史や人々の営みが剥き出しになる「境界線」だと感じていたからだ。本書は、そんな私の既視感と未知の好奇心を激しく揺さぶる一冊であった。
本書の核心は、日本の複雑な地形と、時に強引な公共事業の爪痕が作り出した「異常な光景」の記録にある。著者が紹介するのは、軽自動車がようやく通れるほどの極狭の国道、通称「酷道」や、途中でプツリと断絶し、どこにも接続されないまま放置された「未成道」など、地図上では把握しきれない道路の生態系だ。そこには、自然の猛威に屈した跡もあれば、予算や計画の頓挫という極めて人間的な事情が透けて見える場所もある。
特に印象的だったのは、常に水が路面を流れている「洗い越し」の光景や、かつて水門だった場所がそのまま街の一部として機能しているような、インフラの転換点に関する記述だ。私の地元である山梨県のエピソードが登場した際には、知っているはずの風景が「仰天道路」という視点を通すことで、一気に異質な、まるで異界への入り口のような物語性を帯びて見えた。男旅で実際に通過したルートの数々も、当時はただ「走りづらい」と感じていただけだったが、その背後にある地形的制約や工事の背景を知ることで、道自体が意志を持ってそこに存在しているかのような感覚に陥った。
本書を読み進める中で湧き上がったのは、効率化と安全性の名の下に、こうした「無駄」や「歪み」が消え去っていくことへの、名残惜しさに似た感情である。廃墟化した道や、不自然なカーブを描く高架下など、一見すると失敗作のように見える道には、当時の設計者が抱いた執念や、その道が結ぶはずだった未来への期待が結晶化している。
私自身の価値観に照らし合わせれば、道とは人生そのものだ。順風満帆な高速道路のような時期もあれば、本書に登場するような、先が見えず、行き止まりに突き当たる酷道のような日々もある。しかし、たとえ接続されない道路であっても、そこにアスファルトが敷かれたという事実が消えないように、私たちの無駄に思える足跡にも確かな意味があるのではないか。
この本を閉じた後、私は再びあの「知らない世界」へ足を運びたいという強い衝動に駆られた。整然とした都市計画の裏側で、今も静かに朽ちていく道や、川と共存し続ける道。それらは、日本という国の隠れた素顔であり、私たちが忘れ去ろうとしている不自由な豊かさの象徴でもある。
『日本の仰天道路』は、地図をなぞるだけの旅では決して到達できない、日本の地表面に刻まれた「生きた記憶」を掘り起こす、極めて刺激的な一冊であった。道の終点は、決して行き止まりではなく、新たな好奇心の始まりである。
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ネタバレ 購入済み
地下世界探訪記
昔の鉱山や炭鉱の跡地巡りが主ですが、龍泉洞未来な著名な観光地(鍾乳洞)もあれば、スーパーカミオカンデ等のニュートリノ観測装置なども出てきて、かなり工夫された旅行記です。
気の合う仲間と車で一緒に出かけるの話が多く、昨日読んだ秘境探訪記より文章もこなれて落ち着いていました。
ただ幌延の施設、オンカロと同様で、研究のための研究でしょうし、交付金欲しさに、というのが実態ですので、能天気にはなれない施設です。著者は価値判断は避けていますが。
最後の、謎に満ちたエピソード、良かったです。 -
Posted by ブクログ
国道なのに「酷道」とは如何に?
全国に459路線ある国道から53をカラー写真と共に紹介し、解説。
それは国道なのに状態が酷い道、酷道。
国道のすべてが国の管理ということではなかったり、
途中に分断区間があったり、災害等の影響があったり、
成り立ちが原因だったりと、酷道である理由は様々なんだけど、
激狭、両サイド草茫々、急カーブ、ガードレールは何処?
多くの警戒標識、路面に草が生えてる、落石や枝が散乱、
アーケード街、生活道路、石畳、断崖、そしてダート!
車の運転しないけど、「ポツンと一軒家」に向かうような道が
多数登場するので、かなり凄いんだなぁとビビってしまう。
有名な階段国道も掲載されています。
また、かつて渡船国道があったことには、驚き。 -
Posted by ブクログ
国道なのに酷い道=酷道を走破することに執念を燃やす「酷道マニア」の記録。そんなマニアがいるなんて世の中は広いなあ。ただの「林道マニア」ともまた違うらしい。
岐阜県在住だという著者は、免許とりたての初ドライブで、よりにもよってレンタカーのシーマでしかも深夜に「危険!落ちたら死ぬ!」という看板で有名な酷道157号に突撃してしまったという。それがきっかけなのか何なのか、以来すっかり酷道ドライブにハマってしまい、暇さえあれば酷道を求めて日本全国を走り回っているのだとか。
侵入禁止のバリケードがあっても「これぐらいだったらどかせば進める」とか、意味不明な行動力が読んでて笑える。暇つぶしにはもってこいの本。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ山登りを趣味にしていると、時としてとんでもないところに登山口があって、山自体よりもそこへいたるまでのドライブの難易度がやたら高かったりすることもある。
例えば四国剣山登山口なんかはバスと出会うとアセるぐらいの細い道。出来ればこういう道は走りたくないもんだと、運転があまり得意ではない俺はいつも思うのだけど…
おるんやねぇ、こういうとこを走るのが趣味の人。しかも通行止め看板があっても進む人。事故があってからでは洒落にならんと思うのだけどなぁ。地元の警察や有志の救助隊にも大きな迷惑かかるだろうし。
賛同できかねる部分はあまたあるけど、ダラダラ読んでる分には楽しい旅本である。もっとも歩いて制覇してみたいとか思ってしまう俺は、著者よりM度(マニアックやで、マゾちゃうで、念のため)高いのかもなぁ