野田知佑のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ好きな犬ブロガーさんが、たびたび引き合いに出すので、試しに。
この本は、雑誌や他の本からガク(犬)に関する部分を抽出、あとは書下ろしなどで構成されている本だったと、読み終わり、一番最後の『本書プロフィール』で知った。
だからか、なんか、統一性に欠けると思った・・・(納得)
とはいえ、1冊で分かりやすく犬との出会い、生活、別れまで書かれています。
最初の1冊として良かったかも(一番古そうだったからこれから読み始めただけ)
日本の都会で不自由なく生まれ育った身としては、著者のムチャクチャに見える生活・・・いや、生き方?が小説のようで面白かったり羨ましかったり、でも真似はしたくなかったり。
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Posted by ブクログ
野田さんの最新の長旅活動エッセイ、といっても2013年で今から7年も昔だったりする。
しかし70過ぎてわんこ2匹つれてユーコンを筏で川下りしちゃうんだから野田さんは大したもんだなあと本当に尊敬してしまう。
あと80、90年代ののエッセイと読み比べると日本以上にユーコン流域は変わってしまったような印象を受けた。グローバル化の波ですこし寂しいけど、まあそんなもんでしょう。
ますますユーコンに行きたい気持ちだがコロナが...、仕事も11月後半から忙しくなりそうで、その他にも色々あって、(本の感想では無くなっちゃったけど)自分の状況も刻々と変わってきてるなあと感じる昨今です。
もっと馬力をあげて -
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Posted by ブクログ
久しぶりの野田知佑。75歳にしてユーコンを筏で下る。カヌー犬ガクではなく、筏犬ハナ、アレックスとともに。
かつて、世界中の川、日本の川をカヌーで下る野田の本をたくさん読んだ。どれも、気持ちが良くなる本だった。ただ、いつからか破壊されていく日本の川を嘆き、そんなことしかしない行政を嘆き、そして日本の川は野田に見放されてしまった。
今回の筏旅のきっかけは、75年のナショジオだった。その70年前のゴールドラッシュ時を彷彿とさせる出で立ちの20代の若者4人が筏でユーコンを下る記事。当時の世界中の若者を鼓舞したらしい。それから40年、カヌーでは何回も何回も下った川を、野田は筏で下る。魚を釣りな