北澤京子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
〈本から〉
似たもの同士の狭いコミュニケーションの中だけで同じような考えを交換している状態のことを「エコチェンバー」と呼びます。
どちらかから眺めるかで印象が異なるーフレーミング効果
SNSの普及でインフルエンサーが世界規模で発信
ただし、常に確かな発信をしているとは限らない
好きなインフルエンサーの発信でもいったん立ち止まる
自分の中にあるバイアス
自然のものなら害はない?
私たちは「自然」を好む傾向がある
「自然」や「天然」を謳う食品や化粧品が多い
「自然」だから「安全」なわけではない
私たち自身の持つ「自然」なら「安全」という信念は、実際の安全性を過大評価してしまう可能性があるのです。
今のままで大丈夫
やる前から悪いことを考えてしまう
そのためかえって合理的な判断ができない
一歩踏み出すことができない「現状維持バイアス」
将来より今が大切!
利益や不利益の見積りには時間が影響する
将来のことより現在を優先
やるべきことを後回しする「現在志向バイアス」
将来得られるだろう利益に比べて、現在の利益を重視しすぎてしまうことを「現在志向バイアス(現在バイアス)といいます
周りの人に合わせておこう
多数派に合わせてしまう「同調圧力」
自分に情報がない場合に周囲の判断に頼る
健康や医療でも同調圧力が働く
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Posted by ブクログ
『統計でウソをつく法』は昔のアメリカでのこと。こちらは最近のイギリスが舞台。
全22章と細分化されているので読みやすかった。
ただ、数式は使われていないものの読んだだけでは理解できなかったこともある。
コロナ禍で今まで以上に数字を使った報道が増え、この本で得られるような
知識の重要度も増している。
今の日本を舞台に同様の啓蒙本があれば(あるけど私が知らないだけ?)
ジャーナリストのための統計スタイルガイド
1.数字を文脈の中に置く ← その数字の分母は?
2.相対リスクだけでなく絶対リスクも示す
3.自分が記事に書いている研究が先行研究全体の公正な代表かどうかを確認する
←「新しい研究によれば」という言葉に注意
4.研究のサンプルサイズを示す ← 小さければ用心
5.科学はp値ハッキングや出版バイアス(目新しさの要求)等と戦っていると言う問題を意識する
6.予測値を一つの数字として出さず信頼区間を示して説明する
7.何かが何かの原因であると言ったりほのめかしたりしている場合は注意する
8.チェリーピッキング(いいとこ取り)やランダムなバラツキには用心する
9.ランキングには気をつける ← 順序付けの裏付けとなる数字と順序付けの根拠は?
10.常にネタ元を示す -
Posted by ブクログ
毎日、ニュースを見聞きすると必ず登場するものがある。それは数字だ。何らかの調査の結果を引用して話題にする。
メディアが取り上げる数字は、人目を引くためにどうしてもキャッチーなものになりがちだ。
メディアというキツネやタヌキにたぶらかされないようにニュースの数字を読もうというのが今回の本だ。
メディアの問題の1つとして、新しい研究論文が発表されたとき、単独ではなく、研究全体の一部として扱う必要があることを理解しているジャーナリストがほとんどいないことと指摘している。
また、論文を発表する側も問題があると指摘している。科学の学術誌が面白い研究結果を発表したがることだ。
エンターテイメントの1つとして消費される材料になっているなあ。
コロナ禍で改めて分かったのは、メディアがいかに視聴者をあおるか、気をつけないと頭の中を乗っ取られそうだ。
とは言っても、ニュースを見聞きするたびに、疑っていてはメンタルが持たないので、バランスを取るのは難しい。