青木茂のレビュー一覧

  • SUPERサイエンス 南極海ダイナミクスをめぐる地球の不思議

    Posted by ブクログ

    海水の表面温度が0.1℃変わっても普通の人はあまり気にしないだろう。水を1℃暖める熱で空気は4℃暖まる。水深10mで1気圧なので深さ10mの水温が0.1℃上がるというのはその上空の大気全てが0.4℃暖まるのと同じ熱量になる。極域の方が温度変化が大きく北極海は出口がほとんどないのに対し、南極海は周りを強い海流が巡り、海洋全体の循環のポンプの役目を果たしている。ということで南極海の気候変動の観測が重要になるということのようだ。
    南極では海水が蒸発し雪となりいずれは氷床や氷河になる。また冬には海が直接凍るがそのときに氷はほぼ淡水なので塩分濃度が高く冷たい水となり大陸棚にそって沈み込む。
    アル・ゴアの

    0
    2013年02月19日