土屋智哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読むキッカケ不明『ウルトラライトハイキング Hike light, Go simple. 』(土屋智哉)。
多分だけど、「トレラン的な事って読んだ事なかったよなー。読んでみよっ」的な感じかもしれない。
でも実際読んでみればロングトレイルと、トレイルでの道具と工夫の仕方についての話だった。
本書で「ウルトラライトハイキングとトレイルランニングとでは「軽さ」に対するアプローチや出発点がやや異なる」と書いてありました。お恥ずかしい。
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※ ウルトラライトハイキングとトレランのベースにあるもの
(ウ)「少ない負担で」「長い距離と時間を」「歩き続ける」を目的とし -
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Posted by ブクログ
ライトハイキングとは、装備が軽量化されたハイキングですが、それを極限まで絞り込んだ形がウルトラライトという考え方で、現在世界中の多くのハイカーがウルトラライトを目指しているということです。
長距離を歩くには、身につけるものと泊まる装備と食料が主を考えなければなりませんが、これらはつまり衣食住であり、衣食住をライトにするという考え方は、いわゆるミニマリストという生活スタイルにもつながるのだと感じました。
より快適な生活を求めれば、多くのものを抱えなければなりませんが、ウルトラライトやミニマリストは切り捨てられる余地を考えるのだと思います。
それは、衣とは、食とは、住とは、という既成の概念にと -
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Posted by ブクログ
ネタバレウルトラライトハイキングは自然へのインパクトの軽減と分散という哲学
何を持って行かないか
エマおばあちゃんの装備 スニーカ、簡易クッカー、シャワーカーテン(テントとして)、肩掛け袋(バックパックとして)、レインケープ(雨具とグラウンドシートとして)、軍用毛布(寝袋)、安全ピンと針と糸
トリプルクラウン アバラチアントレイルAT3500キロ2ヶ月と28日、コンチネンタルトレイルCDT4700キロ3ヶ月と3週間、パシフィッククレストトレイルPCT4200キロ3ヶ月と4日、レイジャーディン
ベースウエイトは4~5キロ、自分で測ること。
バックパック、シェルター、スリーピングバック、マットの3大 -
Posted by ブクログ
人は何の目的で、山を歩くのでしょう。
花や樹木を鑑賞するため、景色を楽しむため、山食を楽しみに、体力作りのため・・・それぞれ目的は違っても、基本は楽しく歩く、だと私は思っています。そのためにはまず荷物の軽量化を図りましょう、と教えてくれるのが本書です。
あった方が便利かもしれない、使わないかもしれないけど取りあえず等、そういうものは持って行かない。安全のための装備は減らしてはいけませんが、快適のための装備は見直しましょう、だそうです。
3の法則
3分間、呼吸が絶たれれば、生存が困難になる。
3時間、極度な低温、高温にさらされれば、生存が困難になる。
3日間、水が補給できなければ、生存が困難にな -
Posted by ブクログ
基本的にはスルーハイカーに向けた(もしくはそれに憧れる人への)本なのだが、旅行や普段の生活にも応用できそうな工夫が書いてあった。「ウルトラライト」は目的ではなく手段で、軽けりゃいいってもんでもない。軽いものをただ選び、考えなしに詰め込んでも、ウルトラライトの目指す「シンプル&スマート」には到達できない。目的から道具を吟味し、その中でどう軽くできるかを考える。さらっと、そして具体的に書いてあるけれども、実践しようとしたら結構難しいし、経験値がものをいいそうだ。
自分で選んだ「ウルトラライト」な道具とともに、小さなキャンプに行きたいな。
町でも山でも、近くでも遠くでも、短期でも長期でも旅するすべて -
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Posted by ブクログ
いまでは山歩きを実践する手段として外せない存在となっている「ULハイキング」の実用書。
本書は世界の「ロングトレイル」という存在を知ってから読むべき実用書である。ロングトレイルの存在を知らないと、軽い荷物だと楽に距離を稼げて楽しい山歩きができる、という認識で終わってしまう。しかしULのルーツは何といっても何百~何千キロと続くロングトレイルの存在あってのもので、それを知ってることで記事の内容の取り方はずいぶん変わってくると思う。
ジョン・ミューアトレイル、アバラチアントレイル、etc...、世界中に存在する素晴らしきたくさんのトレイル...、夢広がります。 -
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