小宮山宏のレビュー一覧

  • 森林循環経済

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    森林循環経済。小宮山 宏先生の著書。森林資源の循環と再生を繰り返す仕組み森林循環経済森林循環社会なくして人類の将来はない。森林を起点とした全く新しい循環型社会の構築なくして人類の将来はない。一般社団法人プラチナ構想ネットワーク会長小宮山 宏先生の森林循環経済への情熱があふれる一冊。

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    2025年08月11日
  • 19号 フロネシス 人生100年時代の医療―――「患者主体」を実現するイノベーション

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    最先端のヘルスケア界隈の事例が多数紹介されていました。
    やはり、時代の先頭を走る方々が発する言葉は実に的確でワクワクするものですね。
    付箋は7枚付きました。
    本書の内容とはズレますが、最近本を読まなくなっていてこれではいかんなぁと反省。

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    2019年07月04日
  • 新ビジョン2050 地球温暖化、少子高齢化は克服できる

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    底流は、Life Shiftなどと同じであった。社会が豊かになった、高齢化している、ICTの発達・・・。変化に対応して、どう個人として人生を選択していくのか。
    一方、環境問題は技術革新や社会の成熟化(モノの溢れ、人口減少)により、解決していける可能性が高い。
    日本の場合、本書内最後の吉川洋氏との対談でもあったが、社会制度が追いついていかないことが課題。政治の責任は重いが、企業・個人でできることはたくさんあるだろう。

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    2018年06月14日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    会社の仲間の紹介で読んだが、予想以上に学びの深い本だった。まず、恥ずかしながら、少子高齢化という問題は日本だけでなく世界の先進国の共通の課題であるということを理解していなかった。そのため、「日本は課題先進国であり、様々な課題を解決していけば課題解決先進国になれる」という著者の考え方がとても新鮮だった。また、「イノベーションの余地とは「理論」と「現実」の差であり、技術者との対話が必要である」という指摘もとても共感できた。確かに会社で開発シナリオや商品企画考えるときには、割と顧客ニーズとか精神論でスペックを決めてしまいがちになる。やはり判断軸の一つとして、「理論上到達できる数値」をしっかりと示し議

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    2011年10月21日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    さすが東大の学長を勤めたこともあって、俯瞰的に日本を捉えている。
    また、リーダーとして強い危機感を持つだけでなく、日本の強さや潜在的なチャンスを信じており、読んでいて前向きな気持ちになれる。
    2050年までにどんな国になっているか注目したいとともに、少しでもその過程に自分が関われたら幸せだと思う。

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    2011年07月03日
  • 東大のこと、教えます 総長自ら語る!教育、経営、日本の未来・・・「課題解決一問一答」

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    一問一答形式で、(たぶん)一般の人々が思っている疑問に答えてくれている。

    文章は簡潔で読みやすく、数値を元に解説してくれているので論理の飛躍がない。

    東大の世界ランキングは当時16位(現在は12位くらいだっけ)だけど、それは英語圏の人が作成したランキングだし気にするなとか、ハーバードの年間予算は3兆円で東大は2千億円だとか、日本を課題解決先進国にしようとか、大学院の学生成績上位者六分の一に年間奨学金200万を与えるとか!(俺にくれ)

    東大の学生は一読すべし。

    東大には予算が足りない。国内海外の優秀な学生を引き付ける奨学金制度、授業料免除制度、研究予算などなど。(去年からドクター

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    2009年10月07日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    約7年前に発行された書籍だが、今の時代にも大変示唆に富んだ提言が多く含まれた一冊。勉強になりますね。

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    2018年04月05日
  • 新ビジョン2050 地球温暖化、少子高齢化は克服できる

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    今後は資源の循環活用により、新たな資源の採掘などは不要になる。
    再生可能エネルギーの利用が重要という話。
    都市鉱山の活用業者は今後伸びると思った。

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    2017年12月16日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    ・日本は「課題先進国」。
    ・韓国では2020年、中国では2030年ごろには高齢社会を迎える。
    ・人工物(家、車など)は必ず飽和する。中国の経済成長が世界経済を牽引できるのも、今後5~10年ほど。
    ・21世紀のパラダイム。「爆発する知識」「有限の地球」「高齢化する社会」の3つ。
    ・幸せな加齢。栄養、運動、交流、新しい概念の受容、前向きな思考。
    ・社会を変革していくにあたって、みんなでやろうと言っても無理。最初はフロントランナーが前面に出て、徐々に仲間が増え、活動が臨界点に達するとやがて全体が動き出す。

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    2011年12月03日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    知識のない私には
    最後まで読む前に
    身近な問題と捉えきれなくなってしまい
    自分の力不足を実感した。

    この本を読んで
    自分は日本人であり
    日本をもっと良くしていく
    そんな展望をもっと自分なりに考え
    このような素晴らしい本とすり合わせられるくらいになれればいいなと思った。

    小宮山宏さんに試しに日本のトップに立ってもらうことはできないのだろうか。

    すでに動き出しているというのが興味深い。

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    2011年11月10日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    この人の問題のとらえ方の視点は本当に面白い。工学出身の人なので、社会を語るデータが物流を基本にしているのも、新鮮で説得力がある。

    例えば、

    ・中国は13億の人口を抱えているからまだまだ大丈夫、というが本当だろうか。社会インフラで人工物の飽和を図る指標は難しいが、重く価格も安いセメントはほとんど地産地消される。そのため、セメントの生産が道路、港湾、ダム、ビルといった社会インフラを代表する指標となる。1920年あたりからとられている人口一人当たりの総セメント量はアメリカで1人16t、日本で29t、フランスで22t。中国はすでに14t近くストックしており、近年の顕著な増加率を勘案すると、2012

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    2013年12月29日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    震災から立ち直り、新たな社会と産業を創り上げて行こうとしている今の日本にこそ必要な視点がこの一冊に詰まっていると思えた。

    著者は元東京大学総長で現三菱総研理事長の小宮山先生。工学系出身で、エネルギー環境領域が専門であり、日本の再生の一路として「環境技術」を提案している部分では、流石にデータに裏付いた主張がしっかりしており、納得できた。自らの家を小宮山ハウス呼び、省エネハウスの実証をしてメディア公開しているのを以前テレビで目にしたが、そういう姿勢も面白い。以前から話に説得力があり、惹きつけられると思っていたが、本になってもそれは変わらず、一気に読むことがてきた。

    まず導入の視点が新鮮だった。

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    2011年06月12日
  • 東大のこと、教えます 総長自ら語る!教育、経営、日本の未来・・・「課題解決一問一答」

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    東大のことを中心に教育、経営、日本の未来について一問一答していく本である。
    東大はもちろんのこと、日本、世界のことについて知る大変よいきっかけとなった。
    また、小宮山さんの前向きな考えはすごく頑張ろうという気にさせる力を持っていると思った。
    内容については、世界の中での日本の立ち位置や、何を強みにしていくか、世界(特にアメリカ)の実態(人種差別等)など
    問題解決能力や、知の構造化、またそれらの共有などが大切だとあらためて感じた。

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    2009年10月04日
  • 日本「再創造」 「プラチナ社会」の実現に向けて

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    三つのパラダイム「知識の爆発」「有限の地球」「高齢化する社会」は分からないでもないが、日本からイノベーションを起こしていくのは難しい気が、、、
    とは言え、本気で取り組む人たちを繋げていく、「プラチナ構想ネットワーク」が著書の出版から10年以上経っても続いていることは良いことだと思う。

    でも、「課題先進国」から「課題解決先進国」に進んでいる気はあまりしないなぁ。どうしたらよいのだろうか。

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    2025年01月05日
  • 新ビジョン2050 地球温暖化、少子高齢化は克服できる

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    再生エネルギーと充電池によりエネルギー問題を解決し、イノベーションにより人口減少や経済成長に対応するといういいとこどりのような話だが、東大総長も務めた著者が20年前に書いた予測は前倒しで実現しているという。

    信じるかどうかは読者次第だが、地方に拡大する太陽光発電プラントのパネル群を見ると、これが来るべき将来の姿とは個人的には思えない。

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    2019年11月11日
  • 会社は社会を変えられる ─ 社会問題と事業を〈統合〉するCSR戦略

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    ネタバレ

    ギリシア、ローマ時代から19世紀末までの世界平均寿命は、25歳。20世紀に入っても31歳。2011年に70歳。



    幸せな加齢の5条件

    栄養、運動、人との交流、新概念への柔軟性、前向き志向



    日本企業のCSRレポートは、「我が社を取り巻く社会にはこういう課題があり、それは我が社のこの事業と関連しているから、こういう事を実践するのだ」という能動的に統合性が語られる事が少ない。



    企業調査をしてみると、会議で検討を重ねた企業の数よりも、具体的に実行している企業数の方が多い。これは、各社のCSRが「なぜ、どうして、今我々が?」という検討がないがしろにされている証拠。



    5つのCSR重

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    2015年07月16日
  • 東大のこと、教えます 総長自ら語る!教育、経営、日本の未来・・・「課題解決一問一答」

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    先代の東大総長である小宮山氏(現・三菱総合研究所理事長)が、現役の東大総長であったころに出版した本。東大に関する様々な疑問に正直に答える、ということで、当時は結構話題になっていた。自分の月給まで答えてしまうという赤裸々ぶり。もっとも、主要な国公立大学の学長の俸給は、実はどこかで公開されているみたいだが。まあ、このクラスの人たちは、お金のために働く(私のような)労働者ではなく、国家や社会に貢献するためのボランティアみたいなものだから、収入の多寡を語ること自体がナンセンスなのかもしれない。

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    2013年07月29日
  • 東大のこと、教えます 総長自ら語る!教育、経営、日本の未来・・・「課題解決一問一答」

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    虚勢を張っている感が強い感じがする。
    例えば、
    ・欧米の大学とは競争しない、と言いながら
    ・世界の知の頂点を目指す、と主張している。欧米と戦わずして、どうやって世界の頂点に立つのであろうか?矛盾している。それともその発想が東大特有の幻想なのであろうか。
    東大は、世界を目指すよりも、日本のために、まともな官僚を養成する機関(専門学校)になった方が日本にとっては遥かに役立つと考える。
    世界を目指すのは資金が豊富にある私学がやるべきであって、国に主導権を握られている東大には無理。筆者も主張しているように未だにビジネススクールが実現されないのがその証拠であろう。

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    2009年10月07日
  • 東大のこと、教えます 総長自ら語る!教育、経営、日本の未来・・・「課題解決一問一答」

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    2008/3/31
    東大総長の小宮山氏が世界的な視点から日本が,そして東大がどうあるべきかということを語った本。国立大が独立行政法人化し,総長や学長の役割は今までとは異なるものになったと思われる。国際的な地位を高めるためには,もちろん個々の研究者が努力する必要があるが,将来的な人材を育成するという面で,大学教育をより質の高いものにしていく努力も欠かせない。この本を読み,小宮山氏はグローバルな視点と経営者的な視点を持つ方だと感じた。

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    2009年10月04日