菅野覚明のレビュー一覧

  • 武士道の逆襲

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    新渡戸稲造の武士道とは違う話。
    どんな道も考えも、その時代に生きた人、環境、教えなどで違うものであると思います。
    思ったことは、人は自分の信念に従って生きてきた結果、色々な道ができたんじゃないかということ。
    それを後世に伝えることで道は変化します。
    どの道が正解かはわかりませんが。

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    2022年03月09日
  • 武士道の逆襲

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    古来の武士道と、武士がいなくなってからできた明治武士道は異なる。ぼくらが武士道と聞いて思い浮かべるのは、後者が濃い。

    どっちがどうというわけではないが、日本が国際的に自立して行く過程で意識された思想に、なぜ、武士、という名をつけなければいけなかったか。

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    2020年11月27日
  • 神道の逆襲

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    哲学がないとよく言われる神道を解説していく内容。

    日本人の魂を理解するのには役立つか?

    でも、内容難しい。

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    2016年11月19日
  • 神道の逆襲

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    人々の平和で豊かな生活はお客さまとしての神さまを上手にもてなすことで実現するというのが、日本人の一つの価値体系の根拠をなすという見方ができる。(…)お客さまに良い物(幣帛)を差し上げ、その見返りないしお下がりで豊かに暮らすというのが、日本人の神さまとの付き合いの基本である。18
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    神であるということを直ちに神聖なもの、優れたもののイメージに置き換えてしまうのは、日本の神のもつ奇しく異しい、底知れぬ豊かな奥行きを、痩せ枯れた抽象へとすり替えてしまうことになる。日本の神は、

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    2012年03月21日
  • 武士道の逆襲

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    武士の世界のバランスは、過不及を削った適度としての中庸のことではなく、一人の人物が過激な両極端を矛盾なく体現するところの中庸なのである。両極端を足して二で割った常識ではなく、両極端をそのまま包み込む、いわば両極を超えたところにある常識なのだ。98
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    一は一であるということを決して曲げないところこそ、天地宇宙を通じて唯一つ確実な拠り所である。相手が神であれ仏であれ、己れの頼むべき所はそこにしかない。これこそが、武士の発見した「哲学」だったのである。112
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    2014年07月16日
  • 武士道の逆襲

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    武士道をそもそも論から論じた本。確かにこういう切り口から考えると、武士道に対する理解が進む。ありがちな切り口でないのが新鮮で貴重。勉強になるが、これからどう生きるべきかと考えて、武士道に頼りたいと思っている私のような人には、ちょっと違和感があるかも。

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    2012年01月08日
  • 神道の逆襲

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    とりあえず神道がどういうのかが知りたかったので読んだ。
    後半らへんは飽きて失速してきたけど、火を穢れと見なすのは日本だけと言うのもなかなか面白い。

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    2009年10月04日
  • 武士道の逆襲

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    新渡戸稲造の武士道を「明治武士道」、明治以前の武士の精神論を「武士道」として、現代人の勘違いを正す一冊。武士の出てくる話を書く前に読むと、キャラにリアリティが出るかも。ここに紹介されている武士の心構えが、好きな人の命は優先させるところは違えど、なんともいえずリィに近いものがあるなぁと。

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    2009年10月04日