西澤哲のレビュー一覧

  • 子どものトラウマ

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    トラウマや虐待について調べていた。
    どんな原理でトラウマが埋め込まれてしまうのか、トラウマができてしまったあとはどうなるのか、対処法など、を色んな人の経験談などをたくさん混じえながら知ることができた。この1冊に情報がたっぷり詰まっていて、読み応えもあった。虐待は強い立場の親が弱い立場の子供に対して行う「親権の乱用」。こんな考えもあるんだなと新鮮だった。

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    2021年12月06日
  • 子どものトラウマ

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    児童虐待について、知らなかったことがたくさん学べた。児童福祉について知識がない人にとってもわかりやすく書かれていると思う。

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    2017年11月07日
  • 子どものトラウマ

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    C-PTSDの人には読んで欲しい一冊。しかしあまりにリアルで読みながら苦しくなるだろう。自分のペースで辛くなったら本を閉じて…しかしこんなに参考になった本はないという内容で満足だった。

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    2015年11月01日
  • 子どものトラウマ

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    充実したテキスト。何回も読み直してます。

    ・PTSD
       単純性PTSD
       複雑性PTSD/DESNOS
    ・ヴァンデアコーク
       自分にとってトラウマとなった体験を人に与える
       自分自身でトラウマを繰り返す
       トラウマとなった人間関係を繰り返す
    ・トラウマ刺激
       テアによる分類 タイプⅠ、Ⅱ
       マクファーレンによる分類 累積性指摘
    ・精神分析
       カタルシス、除反応
    ・EDMRとインナーチャイルド
       イメージ療法
    ・子どもへの心理療法
       ギルによる分類 修正的接近と回復的接近
         治療的養育(米)
    ・セルフヘルプグループ

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    2011年03月18日
  • 子どものトラウマ

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    「児童虐待」を、「親による親権の『乱用』」と再定義している点が本書の最大の特徴であり、新鮮。

    この解釈は、なぜ親が自分の子供を肉体的・精神的に傷つけてしまうのかという親側の心理を理解するための重要な補助線となる。

    この問題が決して一部の特殊な家庭や親のパーソナルな問題ではないということを知らしめてくれる良書。

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    2011年01月27日
  • 子どものトラウマ

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    児童虐待という問題を、子どものこころに生じるトラウマという観点から論じ、そしてそれが子どもの心身と行動に与える影響について解説した本です。「虐待」も「トラウマ」も「PTSD」も、いまではまったく珍しい言葉ではなくなってしまいましたが、それでも、この問題が実に根の深い、早急にことに当たらなければならないものだということを、本書はしっかりと伝えています。
    本書の初版が出版されたのは1997年と書かれてありますから、本書は実に13年前のものだということになるのですが、その内容は今でも十二分に、被虐待児を理解するための本質を提示してくれているように感じられます。いま、児童相談所に寄せられる虐待相談件数

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    2010年04月23日
  • 子どものトラウマ

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    第四章で子どもを傷つけてしまう親について述べている。

    子どもは親に依存しながら生きていく。親自身が依存的である場合、子どもの依存を受け入れて、その欲求を満たしてあげることは、非常に困難でストレスに満ちた行為になる。
    また、攻撃性や衝動性が高いということは、感情をコントロールできないことと関連している。
    子どもへの虐待の背景には、親自身の非常に激しい愛情飢餓が見られることが多い。

    親からこどもへの暴力の背景には、親が抱く子どもに対する非現実的な期待感がある。完璧性への欲求の背景には、自己肯定感や自己評価の低さが存在していることもある。親として完璧な存在になることが、それまでの人生で得られなか

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    2009年10月07日
  • 子どものトラウマ

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    研修で推薦された本。 児童虐待に関する内容だか、読みやすくストンと理解できた。 トラウマを瞬間冷凍されたものという表現など素人にも理解しやすく書かれてあった。

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    2009年10月04日
  • 子どものトラウマ

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    児童福祉領域の勉強をされる方にお勧めの一冊です。
    もう随分昔のことですが,著者である西澤先生の講演を聴く機会があり,もっと深く学びたいと思い,購入して読みました。
    子どもが受けたトラウマが,いかにその後の人生に大きな影響を及ぼすかということを痛感するとともに,きちんとしたケアがあれば,回復できるのだということを学びました。

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    2009年10月04日
  • 子どものトラウマ

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    Child Abuseを知るために、まずは基本の1冊です。
    Child Abuseを経験したかた、治療者になりたいかた、理解したいというかた、どなたにも役立つ本だと思います。

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    2009年10月04日
  • 子どものトラウマ

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    虐待、トラウマ。子供の心の成長に関わる事柄などをとても分かりやすく書いています。一読される事をお勧め

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    2009年10月04日
  • 子どものトラウマ

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    性的虐待が統計上少ないが、実際には隠れているだけだという指摘や、abuseと虐待のニュアンスの違いなど、かなり前の本だが、見るべきところ多い。

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    2019年03月31日
  • 子どものトラウマ

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    児童虐待にまつわる行動や関係性を、「トラウマ」の切り口から解説します。このトピックスが大きく取り上げられる直前の1997年初版ですが、表現がシンプルで明快なので、今でもまったく古さを感じませんでした。

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    2012年09月06日
  • 子どものトラウマ

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    [ 内容 ]
    身体の傷は治っても心の傷は消えない。
    人格を、ときには人生さえ支配してしまうトラウマとは何か。
    第一線での臨床活動をふまえて「子どもの虐待」の問題をとらえなおし、傷ついた子と親の心の回復を説く。

    [ 目次 ]
    第1章 子どもの虐待を考える
    第2章 トラウマとしての虐待
    第3章 虐待のトラウマと子ども
    第4章 子どもを傷つけてしまう親たち―虐待を生じるトラウマ
    第5章 トラウマが癒えるということ

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆

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    2010年12月18日
  • 子どものトラウマ

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    虐待を受けている子どもは、年々増えているらしい。どうして、そんな事になるのか。家庭の中は、絶対的に安心できる場所ではないのか?虐待をされて育った子は、親になった時、自分の子どもにも、虐待を繰り返してしまうそうだ。虐待された記憶がフラッシュバックされる度に、苦しみ続けなければいけない人生は辛すぎる。

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    2009年10月07日
  • 子どものトラウマ

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    ネタバレ

    「虐待問題」の研修のために読みました。「なるほど、こんな子いるなあ。」と納得しながらも、その背景に虐待の可能性も考えなくてはいけないことに、少しこわい気もします。子どもの問題がすべて虐待からというわけではないですが、いろいろな可能性を考える上で参考になる一冊でした。

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    2022年08月10日
  • 子どものトラウマ

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     子どもの虐待がこれまでどのように捉えられ、扱われてきたか、虐待にはどのようなものがあるのか、虐待という現象の背後にあるトラウマについて、トラウマを癒すにはどうすればよいか、といった話が書かれている。虐待された側、した側のコメントや言い分を交えながら解説されている。
     まず「虐待」という訳語がふさわしくない、という話に納得した。もっと言えば「良い子育て」から「悪い子育て」までの連続体の中の「悪い」方に「虐待」が位置づけられるのではないかと思った。つまり「虐待」までには至らなくても虐待の一歩手前の「悪い」子育てというものもありそうだし、そうなると育児に関心のある人は読むべき本だと思う。また、ショ

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    2010年12月31日
  • 子どものトラウマ

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    わかりやすい。トラウマは瞬間冷凍。
    周辺部に位置する一時的なものと、イチゴ大福のイチゴのようになってしまうものがある。
    非虐待的な関係を学ぶことが重要

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    2010年10月29日