丸太たぼ吉のレビュー一覧
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ネタバレ友人が、この本良いよ…と、送ってくださった本、
丸太たぼ吉著『鴨か虎か』、
今度は、私のほうから、皆さんにも紹介させていただきます。
感想めいた独り言、
私の自己中心主義の生き方について、反省させられた・・・。
私も、やはり、友の人生を壊したのかもしれない・・・、友への裏切り・・・。
丁寧に作られた映画では、主人公や助演者の顔とか感じが、映画の進行に従って少しずつ変化していく映画がある、この小説も同様か。なんかぎこちなく始まり、だんだん小説が仕上がっていく。途中で、だんだん、主人公が格好良くなっていくのだ。
(352ページ)足跡が残るのは、歩きにくいぬかるんだ道を必死に踏みしめながら、前に進 -
Posted by ブクログ
ストーリーものを読みたい!と何か無性に掻き立てられ、ぶっといぶっとい本を今読み終わった午前1時。
1人の男が一流企業をクビになる。
その男がどういうわけか、殺し屋に狙われることになる、しかも期限付きで。
助かる方法は殺しの依頼者に依頼を取り下げてもらうこと。
20日後に迫った自分の死とどう向き合い、周りの人とどう接していくのか、そしてその男はどう変わっていくのか。
少し自分と向き合って、少し自分と話しして、少し自分の成長を感じれたかな。
僕は思うんです。
本来男なんて生き物はもの凄く単純で。
格好もつけたいし、格好もよく見られたい。
チヤホヤもされたいし、モテもしたい。
飛躍すれば、S -
Posted by ブクログ
読書のすすめの清水店長に勧められて読みました。
いきなり殺し屋に20日後に死を宣告される主人公は、今までの人生を振り返り、自分の命を狙う依頼主探しに奔走します。
個性的な依頼主候補の登場人物。その様々な生き方を通じ、物語を読み進めていく中で、自分の生き様に思いを巡らせました。
幸せとは何か?
生きるとは何か?
今の自分をどう思うか?
このままでいいのだろうか?
いつの間にか、考えることを棚にあげ、日々に追われるようになっていた私に、もう一度、立ち止まって考えるキッカケになりました。
最後、少し分かりにくいところや、つじつまが合わないと感じる部分もありましたが、一気に読み進めていける壮 -
Posted by ブクログ
鴨下虎太郎が後20日間で死ぬ話。これまで気にかけていたことを精算していくような流れ。その中で人生とは何であるかを考えていく。中でも最終日前のクロードさんの絵「人生」を購入するシーンは、絵の中心に向うに連れて色が薄くなっていくという描写に、人生が現れているのだと感じ、よく考えて作られていると思った。クロードさんの言葉で「死ぬまでに何をすべきかよりも、何をすべきでないかを考えると良いかもしれませんよ」というのが印象に残った。最後のエピローグでは恐らく虎太郎と美春が料理店をやっている場面で殺し屋さんが食べにきているという状況なのかな?同い年の作家さんが書いているのだが、結構面白かった。次の作品も読ん
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Posted by ブクログ
ネタバレ夢を叶えようと努力することは、1流になろうとすること。
誰でも夢を持っている前提(野球選手、ロックミュージシャン、心理学者etc)では、辛いことがあっても、自分に自信が持てなくなっても懸命に生きるってことが大切だよって。あと、自分が迷惑かけたって思っても、他人にしてみたら実際違ってとらえていることもあるって。
そんな客観的に自分を見ることができず、自分の世界に閉じている自分には強く訴えてくる良い本だと思った。
自分を知るには人に会うこと。昔の友達でも、顔見知り程度でも。
人に会うことでつながりを感じれば、今まで気づいていなかったhappyに気づくことができるんだ。
だから、夢がないってことと