さとうひろみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
年間を通して、日本の四季とそこにまつわる行事を愉しむための一冊というべきなのでしょうか。
二十四節気とそこに後々追加された、雑節については何となく知っていました。
ただ、どうしてやどういった意味があるのかは知りません。淡々と、そういうものなのだと送ってきた日々が勿体ないのだと訴えかけてくる。
歴史に的にこうだ、やこういったことがきっかけで。という記載はないのでもっと深く突っ込んで欲しい人には向きません。
たくさんの項目があるため、どれもさらっと流されてしまいますがこの値段で年間行事やそれを彩る料理のレシピ、風呂敷の日常的な活用法、折り紙の行事飾り等々盛りだくさん。 -
Posted by ブクログ
お年玉って、なんでお年玉って言うの?
「ぼたもち」と「おはぎ」って違うの?
今って、何が旬なの?
この質問、答えられますか?
にっぽんには美しい四季があり、たくさんの行事がある。それぞれの行事には、意味があり、昔の人が込めた願いがある。
親から子へ、子から孫へ……伝えていきたい大切なバトンを、私はすっかり忘れていた。
この本の帯に書かれている、
「おうちで四季折々の行事や風習をいつくしむ」
「毎日をていねいに。ゆっくりと。」
この言葉は、今のこのような世の中を生きる私たちの心をあたたかくしてくれる。
可愛らしいたくさんのイラストと共に、丁寧に綴られる大切にしたいにっぽんの暮らし。
大人