沖守弘のレビュー一覧
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なんとなく知ってはいたものの、改めて読んでみて
マザーテレサの偉大さを知りました。
わたしの気になったマザーテレサのせりふ、
「あなたの国では、人々は、何不自由なく生きているように思えるけれども、心の飢えを持っている人がたくさんいるでしょう。だれからも必要とされずだれからも愛されていないという心の...続きを読むPosted by ブクログ -
マザーテレサに魅了された写真家が、数年間彼女を追い続け書いた本。マザーへの畏敬の念と情熱に溢れている。
マザーテレサがどんな人柄で、どんなことを考え、どんな風に生きているのかが非常に分かった。
マザーの周りにいる人たちはどんな人達なのか。
マザーは何を救ったのか。
何よりも悲しいことは、愛に飢える...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は、写真家・沖守弘氏(1929~2018年)が、1974年以来取材したマザー・テレサの活動とその素顔を、1984年に数多くの写真とともに発表したもので、46刷(2019年1月時点)となるロングセラーである。
マザー・テレサ(本名:アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ)は、1910年にオスマン帝国時代のユ...続きを読むPosted by ブクログ -
死ぬ寸前の人にも生きる尊厳を。あなたは生きている価値があると伝えることが愛。まずは自分の家族から愛すること。ありがとうと言われることを生きがい・幸せとして、過酷な環境の中で、笑顔で生きているシスターたち。本当の幸せは人に必要とされることなのかも。Posted by ブクログ
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私が小学生の時、はじめての読書感想文をマザー・テレサの本で書いた。それ以来、もう一度マザー・テレサ関連の本を読んでみたいなーと思っていたので、中古屋で購入。
彼女の生き方に改めて感銘をうけた。Posted by ブクログ -
著者との会話のやり取りにマザーテレサの人となりを見る事ができます。
マザーに質問する内容など、著者が自分の分身の様に感じられてとても読みやすかった。
本当に愛に溢れた素晴らしい人だという事もわかったし、アラ意外と人間味のあるお母ちゃんなのね、と前より親しみを感じられた。
繰り返し読みたいと思える本Posted by ブクログ -
この本が、ワタシのバイブル。
目の前しか見えていないときふと思い出し、マザーを思う。
軌道修正して、また生きよう。自分もきっと、神の手の中の鉛筆。Posted by ブクログ -
著者のライフワークとなった、マザーテレサの取材。沖さんはマザーテレサがノーベル平和賞を受賞して、全世界にその名が知れ渡る以前から取材を重ねていた。時にはキャリアをも犠牲にして… それほどまでに惹きつけられたカルカッタとマザーテレサやシスターたちの活動。全体を通して、活動の信念に触れられると同時に、沖...続きを読むPosted by ブクログ
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マザーテレサという名前はもちろん知っていたが、恥ずかしながら、具体的に何をした方なのかは存じ上げなかった。子供向けに書かれた本を読むことで、彼女の行った概要を知ろうと試みた。非常にわかりやすいので、あっという間に読むことができたし、彼女のしたことが垣間見えた。自分のこれまでの行動と比較すると、自分が...続きを読むPosted by ブクログ
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聖フランシスコの祈りに、20年以上ぶりに、この人生で再会した。その巡り合わせがとても嬉しい。
暖かく生きたい。わたしのできることを、できる範囲で。
マザーテレサの本を読みたいと思った今の自分が、なんだかとても。とても。好きだ。Posted by ブクログ -
74のメッセージがあり、それについての解釈やエピソードがそれぞれ語られる、という形式。
彼女が立ち向かった貧困の問題は簡単なものではない。、
それでも大事なことは状況や環境ではなく、それから学べることをマザーテレサがどう汲み取ろうとしたのか。一つ一つの行動は手段でしかなく、大事なのはその先。何を守ろ...続きを読むPosted by ブクログ -
多くの貧しい人や、病気の人のために無償の愛を捧げ続けた、マザー・テレサの生き方に、ただただ感銘した。
見返りなど一切期待せず、全く知らない人にも、ひたすら与え続ける。
なかなかできる事ではないが、自分にできる範囲でできることは何だろうと考えた。
蘇生でも希望でもなく、死を待つ人の家。
どんな人だって...続きを読むPosted by ブクログ -
ノーベル賞授賞前からマザーテレサをルポし続けてたジャーナリストの手記で、どちらかというとマザーの教えを説いてるもの。
本に出てきたようなインドの貧しさも豊かさも、マザーテレサが何を目指し何を実現したのかも、自分の目で見て感じないと多分何も分からない。
インドを取り巻く宗教と環境を理解してからもう一度...続きを読むPosted by ブクログ -
死や孤独を相手にする活動なのに悲壮感がない。
沖さんの素朴な質問に、ウィットに富んだ答えを返すマザー。明るいマザーの人柄と、沖さんの率直な感動が伝わってくる。
1984年の出版で、もう20年前の本ではあるけれど、マザー・テレサを知る入門書として気軽に読める一冊。Posted by ブクログ -
”人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない、自分はこの世に不要な人間なのだと思いこむことだ。”
あ~確かにそうなのかもしれない。twitterで「~なう」っていう表現が流行っていたらしいけど私個人的には疑問に思ってた。あなたがそこにいることを自分が知らない人に配信して面白いのかな~...続きを読むPosted by ブクログ -
キリスト教の精神を掲げて、インドの貧しい人のために奉仕したマザーテレサ。
聖人君子かと思いきや、とっても人間味あふれる魅力的な人だと結うことが分かった。
キリスト教の良い面もわかってとてもよかった。Posted by ブクログ -
不親切で冷淡でありながら奇跡をおこなうよりは、むしろ親切と慈しみのうちに間違うほうを選びたい。飢えている人がいます。でもそれはパンがないためではありません。だれかの”自分”でありたいという思いが満たされない飢えなのです。物の量より愛の量なのです。ノーベル平和賞授賞式にて。私はみなさんが考えておられる...続きを読むPosted by ブクログ