佐藤孝幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ資格試験のための勉強をしている人には、ちょうどいいかも。
しかし、著者並みのモチベーションを、たとえ2年間だけでも持ち続けるのは
かなり大変でしょう。
前半は意味があるが、後半はちょっとだれ気味。
だらだらしそうになったら、目的を思い出し、危機感を自覚して、
頑張る。
楽に時間管理ができる方法はない。
しかし、試験勉強に限れば、過去問から程度を理解すれば
無駄な勉強をすることはない。
脳科学に興じている時間は全部無駄。学問に脳科学はない。
ストレス解消と称して現実逃避をするにはやめよう。特に食う、飲む、は最悪。問題解決を徹底する。
失敗帳を作る=同じ失敗を繰り返さない -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の佐藤孝幸氏は弁護士かつ米国公認会計士で銀行と会計事務所勤務経験あり。
タイトルに釣られて購入。会社法とか疎いし。
感想。もっと学術書っぽいのかと思ったが、噛み砕いて分かりやすく語ってくださり、とても読みやすい。知識の整理になりました。
備忘録。
・役員報酬は株主総会で決める(実際には上限額)
・市場外での株式3分の1以上取得はTOBで
・第三者割当てによる経営者の株主選定
→この可能性も知らなんだ。第三者割当ては上限の範囲内であれば取締役会の決議でできちゃう。その結果筆頭株主の入れ替えも起こりうる。
・ライツイシュー
増資の手段の一つ。既存株主全てに新株予約権を無償で割り当てる。株 -
Posted by ブクログ
タイトルで損してると思う。
(はじめに)本書のテーマ
役員の報酬、株主総会における社長の立場、少数株主の権利、親子上場、敵対的買収、新株発行、倒産など
【日本の経営者は株価を上げようとしない!?】
わが国の経営者の場合、報酬に占める固定報酬の割合が非常に高いため、自分が経営する会社の株価を上げることによって経営者の収入が増える程度は米国企業の経営者のわずかに100分の1にすぎない。
(早稲田大学 久保克行『コーポレート・ガバナンス経営者の交代と報酬はどうあるべきか』)
【株主総会における採決と決議】
株主総会における採決の方法は、出席株主の意思が明確になればよく、拍手や挙手でも起 -
Posted by ブクログ
身近なはずなのに普段認識することのない会社法に触れるため購入。
仕事柄、有価証券等、株主向け開示に触れることが多いが、よくわかっていなかったことがわかる良書。
以下、内容。
・ストックオプションは将来一定価格で株価が買える権利
(値上がりすれば、決められた価格で買い、市場価格で売りリターンが得れる)
→市場価値を上げるという経営者のインセンティブとなるとされるが、株価ばかりにとらわれた経営に陥らないよう、過度なオプションは問題。
・種類株式、よく有価証券にものってるが、条件つき株式。残余、剰余分配請求権付のものが一般。
・少数株主
1%保有 株主総会で意見、議案を出す権利
重要