珍しく粗筋読んで(おいおい!)面白そうかも…と思って購入。
展開は嫌いじゃない…でもつっこみ要素いろいろ満載。
一人称視点なんですが…
心に思った描写を()で表現するのは普通でいいのですが。
説明文の部分に()で自つっこみはやめて欲しい。
どうもあれされると萎えるというか…いらねーじゃん!
と思わずにはいられない体質。
でも文章全体はすっきりしてて読みやすいのでよかったです。
こちらもきれいにまとめられた三部構成。
みづきの性格好きです。
なんかこう…一生懸命で素直ですれてない感じが個人的にいいなーと思った。
それに受けうけしくない感じがさらにいい。
アイドル受けとか苦手なのでキャラ構成はよかったです。
まぁ…出会い系サイトがどうのこうのという展開は現代だなーとぼんやり思う。
相手のアキラの存在とかもう…いろいろありえねーな感じでした。
嫌いとか悪いとかじゃないけど、あまりのご都合主義っぷりに
いやいや!それはない!とつっこまずにはいられなかったというか
あと、個人的にどうしても一人称「僕」の攻めキャラが好ましくない。
これはもう趣味の話の問題ですが…
あとアキラが…なんつーか。うーん。設定的にはどうなんだろう?
そういうことあるの?と思わずうーん。と唸った感じかな。
キャラは悪くない!悪くない…んだ。
だけど、なんかこう引っかかるというか。すんなり読めない本だったなー。
…なんでだろう??
あとは思った以上に両親の存在がよかったです。
結構、いろいろBL本読んでるけど、親にカミングアウトしてるという設定は
あんまないからビックリというか…
さらにそれをあっさりと受け入れてる感が凄いですよね。
これはこれでよい設定だったと思います。
普通に両親まじえて飯食ってるし!(笑)
まぁ…可もなく不可もなくな感じの一冊でした。