渡辺真由子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
そういや携帯系の実際のことは全然知らないなと思って読んだ。
大人の書いたもんだから警戒しながら。
そしたらちゃんとまっとうな大人の書いたものだった。
自分は大人だから、知らないから、きちんと知ろうとして話を聞きにいく。
自分でも試して、自分の位置から見えたことを自分の言葉で語っている。
大人が(大人の安心ではなく)子どもの安全と幸せを考えて大人向けに書いた本。
私は携帯ツールをほとんど使わないし、中学生でも高校生でもないから描かれる世界はまったくわからないんだけど、でもこれ知ってる。こういう世界は覚えがある。
プロフや携帯がないと仲間になりにくいってのは、自転車に乗れなくて(仲間はずれにされ -
Posted by ブクログ
あらゆる情報がネットを介して可視化される。昨今では、子どもが自分をアピールしたり友達を作ったり、その寂しさを紛らわしたりするために、ケータイを使いプロフを作成したりしている。その善し悪しを論ずることは難しく、時代の流れとして止めることができないのもまた事実であろう。今ではそれがSNSに移行し、mixiやfacebook、twitterにより、友達を含めいろいろな人と交流するのが主流となっている。二十歳を超える大人はいざ知らず、まだ状況判断の乏しい中高生が、自分の個人情報や写真を載せて被害にあうケースはそれを使う以上一定の割合で発生する。それも、被害にあうのは(マスコミにより焦点を当てられるのは
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Posted by ブクログ
プロフと利用する子どもの関係についてインタビューをもとに分かりやすく書いてある(センセーショナルに書かれていて、少し割り引いて考えないといけない気もするけど、実際は思っている以上なのかも)。
読み終わってまずの感想は、プロフとリアルの組み合わせの姿はまさしくSNSで、実社会と綿密に関係していて、使わずにはいられないツールになっていることに驚き。インタビューからは重要なインフラであることが伝わってくる。プロフやリアルで近況を知って、対面であった時にそれを話題に出すとか、自分がtwitterでやっていることと変わらないなぁという印象。
子どもがプロフで個人情報を簡単に登録しているのは、もちろん