北岡元のレビュー一覧
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"情報があふれている中、自分が正しい判断をする一助になるヒントがあるかなぁ?と思って手にした本。
情報と情報、点と点を結びつける事で、自分が必要とするインテリジェンスを手に入れることができたらすばらしい。情報分析をしているプロが、どんなことをしているのかを紹介し、実践で使えるような練習問題もある。
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インテリジェンスを仕事に活かすために必要な人間の心理面の知識、分析手法が安易に解説している良書です。
心理面では、ヒューリスティックスやバイアスなど。
分析手法としては、ベイズの定理や競合仮説分析など。
推論や意思決定のための基本知識を得ることができ、今の仕事にたいへん役に立ってます。Posted by ブクログ -
これは読むべき本。
マンモグラフィーで乳がんになる確率の話は衝撃的だ。
健康診断で、検査機は陽性患者の95%を陽性と判断する。
そして、検査対象者の5%が陽性と検査機が判断する。
さて、Aさんが検査の結果、陽性だったとしよう。
このAさんが陽性患者である確率は何%か。
というような問題。
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国家安全保障機関の情報分析手法の基本がわかりやすく解説されている。問題を分析・解明しようとする際の、バイアスのかかりぐあいや、思考のたどり方を研究した科学であり、一般生活での問題解決にも役に立ちそう。Posted by ブクログ
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もっと注目されて研究、出版が増えてほしい。
産業スパイとかそんな話ではない。
ビジネスにおける情報をどう収集して
行動のためのインテリジェンスを生成するか。Posted by ブクログ -
政策研究大学院大学教授 北岡元 氏の著書です。
インテリジェンス=情報分析とは何かについて書かれた入門書になります。
非常に読みやすく、内容的も充実した良書です。
情報(インフォメーション)を集め、過去を解明し、未来を予測する情報分析の流れが説明されています。
その中で情報分析時に陥りやすいミ...続きを読むPosted by ブクログ -
経営分析部門に携わり始めた上で、模索的にひっかかったキーワードであるビジネスインテリジェンス。様々な経営学の手法を用いて、組織の現在と未来を分析する手法に、営利企業だけでなく、非営利組織にも転用できるのではないかと考えている。
入門書的な内容であった。より深く調べていきたい。Posted by ブクログ -
インテリジェンスという言葉は、数年前からよく耳にするようになり、私も数冊、インテリジェンスに関する本を読んでみた。
私が読んだ本は、国家の情報機関に関する本が主だったため、なかなかむずかしい感じであったが、そのインテリジェンスが仕事に役立てられれば、効率も向上するだろうと思い、読んでみることとした...続きを読むPosted by ブクログ -
なぜ思いこみが起きるのかを、ヒューリスティクスが起こすバイアスというインテリジェンスの観点から説明されていて興味深かった。
「競合仮説分析」という分析方法は、特に原因が明確でない不良分析、対策に有効のように思われた。Posted by ブクログ -
速習というだけあってアンチョコっぽい感じはしないではないが、
嫌でも流れこんでくるインフォメーションに対して自分だけの
フィルターを構築、アップデートしていくためにはこんなスタイルの本も
必要なのかな。お手軽スタートきれるし。
お金と違って減っていくしかない最も貴重な時間というリソースをどう使うか考...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
私たちは有象無象の情報(インフォメーション)に振りまわされて失敗することが少なくない。
なぜなら人は自分に都合のよい話を重視したり、経験が邪魔して誤った先入観に縛られやすいからだ。
「一見が百聞に如かないこともある」「すべてに原因があるとはかぎらない」「結果を見て『自分は予測していた』...続きを読むPosted by ブクログ -
情報(インテリジェンス)の処理、判断の際に使用する思考のショートカット(ヒューリティクス)に注意。
- 確率のミス。(ベイズの法則。乳がん検診の陽性診断の捉え方。ベースレートに注意。)
- 直接見聞きしたことへのバイアス
- 因果関係
- 取りあえず判断してしまい、徐々に修正する際にアンカリングで硬...続きを読むPosted by ブクログ -
後半はチョット難しく感じましたが、とても為になりました。
所々にでてくる事例など、自分で考えるところがあり、とても面白い本です。Posted by ブクログ -
知り合いからのお奨め。
タイトルは「ビジネス・インテリジェンス」ですが、本文中には"BI: Business Intelligence"という言葉は全く出てこずに、代わりに"CI: Competitive Intelligence"が出てきています。BIを顧客分析や売上分析についてのデータマイニ...続きを読むPosted by ブクログ -
事政策研究から生まれた情報分析(インテリジェンス)を、ビジネス分野への応用に関する入門書です。『ビジネス・インテリジェンス』という同じ著者の本を読んだので、こちらにも手を出してみました。
中盤は、直観に頼ると往々にして誤るという例として、様々な誤りのロジックを出して説明しています。しつこいですが...続きを読むPosted by ブクログ -
章建てというか、文章というか、なんとなく欧米風な書籍だと感じた。
翻訳本か?と思ったが、そうではない模様。
とりあえず事例はすべて国外のものです。
インテリジェンスの定義「意志決定で使用される知識」が明確で分かりやすい。
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CI(Competitive Intelligence)についてシナリオ分析の事象を筆者の視点で展開されている。その時代にあったシナリオ分析が立証されるのだろうけど何年も後に読み返しても役に立つような気がする。正直、スケールが大きくて良く分かっていないかな。フォルドの定義の「判断を可能とするまでに分...続きを読むPosted by ブクログ
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戦争に勝つための情報分析、インテリジェンスの考え方を簡単に説明した本。キーワードは、ベイズの定理、リンチピン分析、ギャンブラーの誤信、ヒューリスティクスなど。人間の思考が陥りがちなワナを考慮して、客観的に情報分析する必要性が理解できる。Posted by ブクログ
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競合仮説分析Analysis of Competing Hypotheses=仮説に整合しないinfoを重視。それが少ない仮説を吟味、採用する。ベイズ定理による仮説修正。ヒューリスティクスとアルゴリズム。Posted by ブクログ