北岡元のレビュー一覧

  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    インテリジェンスとはインフォメーション(情報)をもとに生産され、国家や企業、個人の判断や行動の材料に使われるもの。なぜインテリジェンスが必要か、それは「得をする」あるいは「損をしないため」である。

    インテリジェンスを生産するにはインフォメーションの分析が欠かせない。しかし分析にはさまざまな落とし穴がある。この落とし穴にはまらないためには、いくつかのポイントを押さえなくてはならない。本書ではそのポイントを中心に解説をしている。

    0
    2019年09月01日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    分かりやすい例でインテリジェンスとは何か、何に気をつけなければいけないか、が理解できた。分かりやすすぎて物足りないかも。

    0
    2017年08月25日
  • ビジネス・インテリジェンス 未来を予想するシナリオ分析の技法

    Posted by ブクログ

    自社を徹底的に知るところから始めるべき
    自分を知る3段階のアプローチとは、
    1.ファイブフォースで自社を業界の中に位置付け
    2.グループマッピングで自社を競争の中に位置付け
    3.フォーコーナー分析で自社の戦略ルーツを知り、ブラインドスポットで自社の盲点を知る
    自社の利害にかかわる未来のみ考える
    未来予測の精度を上げるには、最初にシナリオを出し切る

    0
    2016年09月10日
  • ビジネス・インテリジェンス 未来を予想するシナリオ分析の技法

    Posted by ブクログ

    主にCI(Competitive Intelligence;競合インテリジェンス)の観点から、ビジネス界やテロ・災害などの分野におけるインテリジェンスを解説する本。CI部門の立ち上げ方とか、競合仮説分析の方法論とかが書かれており、内容は経営者向けかも知れない。私が読んでも何をどうしたらいいのやらって感じ。ただ、こういうことを知らずに「データ分析」や「ビッグデータ」について語ることって、本当はできないはずなんだけどね。

    0
    2013年04月28日
  • ビジネス・インテリジェンス 未来を予想するシナリオ分析の技法

    Posted by ブクログ

    ■ビジネス・インテリジェンス

    A.近年のグローバリゼーションの結果、マネジメントが予想できない出来事によって、企業の地位が脅かされることが増え
    ている。このため、CI においては特に「早期警戒」の重要性が高まっている。

    B.早期警戒の最終目標は、未来を予想することである。自社を知ったならば、次の要領で、未来を予想する。
    ・「自社の利害に関わる未来」に関するシナリオを、できるだけ多く作成する。
    ・できたシナリオのうち、どれが実現しそうかモニターする。
    ・予想の精度を上げるには、各々のシナリオを裏づける情報よりも、否定的な情報を重視して、シナリオを絞り込む。

    0
    2013年02月25日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    広い意味の情報学の中に、インテリジェンスと呼ばれる分野がある。情報の収集・伝達・分析に基づいて未来に起こりうる可能性を予測し、意思決定に役立てるのが目的であり、古代から方法論の研究と実践が行われてきた。インテリジェンスは組織の戦略策定において重要な役割を果たしているが、日本でインテリジェンスの研究を行うことは長い間タブー視されてきたらしい。最近になって、佐藤優氏がインテリジェンスの実態と実践について衝撃的な本を出したことにより、少しずつ注目を集めつつある。
    情報の分析と言えば、計算機科学がもっとも得意とする領域の1つである。しかし、これまで計算機科学とインテリジェンスはそれほど密接に関わってい

    0
    2012年02月12日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    最近アートとサイエンスの関係を考えるときがあった。対照的なこれらをどう統合できるかということが気になっていた。このときは、最初から統合することを考えずに、結果的にベン図の重なり合った部分に着目するくらいでよいのだろう、と自分の中で位置付けていた。

    サイエンスはメソードを重視し帰納法で解決する。アートは直観がものをいい演繹的に作られる。(59頁に対比表あり)本書では、「分析」にはアートとサイエンスが混じり合っていることが必要という。私は重なりあいでなく混じり合いのイメージをつかんだ。この両方のデメリットを押さえ、メリットを活用して融合させることが大切という。

    意識していきたいことは、先に結論

    0
    2012年02月06日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    情報分析の入門書

    限られた情報を
    アートとサイエンスの両方のアプローチで分析し、
    結論を導き出す、という情報分析のプロセスは
    ビジネスのプロセスと通じるものがあります。

    よって情報分析は
    分析官やアナリスト達が専門的にやることだけではなく
    私達が日常的にやっていることだと感じました。

    その情報分析の基本をザくっと学べる、
    新書らしい本です。


    私的「メモっ得」ポイント
    ・人間は判断に際して、とりあえずの結論がアンカー(錨)になってしまい、
    後でいろいろなインフォメーションを得ても、結論を十分に修正できない


    ★★★ = 60点以上 = It's ok.

    0
    2012年01月30日
  • ビジネス・インテリジェンス 未来を予想するシナリオ分析の技法

    Posted by ブクログ

    はじめてBIの本を読みましたが、下記の内容が印象的。BIって何?という状況で読んだので十分得るものはあった。

    ■インフォメーションとは?
    →単なる情報
    2010年度のX社の社員数が1,000名
    2011年度のX社の社員数が800名

    分析の基本は「比較」

    【200名減っている】という事実に対して、その理由となる
    仮説・シナリオを考える。または他のインフォメーションを
    集めてその理由を探る


    ■インテリジェンスとは?
    →インフォメーションを分析した結果、『行動・判断ができる状態の情報』のこと

    例えば、インテリジェンスを経営陣・上司に報告した場合
    『そうだったのか!』といわれるのが理想

    0
    2011年12月26日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    現在の世の中では、どんどん情報の入手のしやすさが増し、情報量が増えていく反面、その取捨選択や情報処理の能力が情報量の増加に追いついているとは思えない。
    そんな考えでこの本を読んでみた。

    内容自体は目次を読めば、書いてあることがなんとなく想像できる。
    情報分析の際に陥りやすい点や、組織的な情報分析方法などについて具体的な例でもって解説している。
    日常生活や仕事でも陥りがちなバイアス(偏見)や勘違いなどの落とし穴を認識できるという点で、大事そうなところをざっと目を通すだけでも役立ちそうである。

    0
    2011年08月18日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏の著作でインテリジェンスに興味を持ち、具体的にどのような手法があるのかを期待して読んでみました。
    インフォメーションとインテリジェンスとの違い、ヒューリスティックエラーをさけるための具体的な分析手法についてコンパクトにまとめられていると思います。土地勘を身につけるにはいいのではないでしょうか。
    同じ著者の「Business Intelligence」も読みましたが、どちらか一方、というのであれば後者の方がお薦めです。

    0
    2011年05月28日
  • 【速習!】ハーバード流インテリジェンス仕事術 問題解決力を高める情報分析ノウハウ

    Posted by ブクログ

    何がハーバード流かはよくわからないが、昨今流行っている方法や説をわかりやすく物語的に語っているので、手っ取り早く掴むには役立つ。

    0
    2011年05月27日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    影響力の武器なんかの簡易版って感じだった。
    面白いけど、大体聞いたことがある内容だった。

    直感と合理的思考のバランスが重要だということ。
    直感において陥りやすいミスに注意して直感を利用すること。

    --気になった言葉--
    ここで、留意すべきは、人間はいったん、「これらしい」とか「これであったらおもしろいな」といったものに出会うと、ほかの可能性を忘れるだけでなく、その仮説をサポートするインフォメーションを選択的に重視し、反証となりそうなものは極力避けようとするということだ。(P39)
    したがって、ヒューリスティクスは、新米よりベテランにとって、より危険な存在ということが出来る。(P77)
    人間

    0
    2010年12月12日
  • ビジネス・インテリジェンス 未来を予想するシナリオ分析の技法

    Posted by ブクログ

    CIという言葉を聞いたことがあるだろうか。

    これは、あの広告業界などでつくられる企業マークや
    ブランド戦略、企業の理念を表すコーポレート・アイデンティティ
    とは違う。

    競合インテリジェンス(Competitive Intellingece)
    のことである。競合と聞くと、競合他社に関する情報と
    思われるが、これは違うようで、競争上有利になるあらゆる
    情報を集め、分析した知識としてのインテリジェンス(知能)
    をさす。

    このインテリジェンスは、行動を起こすために参考となる知識であり、
    ただのインフォメーション(情報)とは違う。

    それは、集めた情報を分析し、仮説(シナリオ分析)を
    つくり、その

    0
    2009年10月04日
  • ビジネス・インテリジェンス 未来を予想するシナリオ分析の技法

    Posted by ブクログ

    情報収集→データ分析→知識化→戦略化、という流れをきちんとおさえたい。著者は日本人だけど日本の事例を紹介していないのが気になる。日本にも良い事例があると思うのだが。

    0
    2009年10月07日
  • 仕事に役立つインテリジェンス 問題解決のための情報分析入門

    Posted by ブクログ

    2008/5
    実際のインテリジェンス業務についていた著者が、その思考方法について解説し、賞賛している本。参考になる部分もあるが、なんだか強引な論の展開も見受けられる。情報分析を必要とする人は読んでおいても損はないと思える。

    0
    2009年10月04日