應武篤良のレビュー一覧

  • 早稲田野球の魂 ――斎藤・福井・大石に受け継がれた一球への思い

    Posted by ブクログ

    「斎藤フィーバー」に盛り上がるファンやマスコミを尻目に、葛藤やスランプに悩む斎藤をどのように支え、乗り越えさせたのか、監督だけが知る秘話が明かされる。

    東京六大学野球秋のリーグ戦が始まったので読んでみた。史上初めて「同一チームからドラ1三投手」を輩出した奇跡のチームを預かる監督のプレッシャーたるや我々の想像を絶するものがあったようだ。斉藤をマスコミから守るため著者がとった行動は、私も「過保護ではないか?」と感じたものだが、強い信念のもとに実行したことがよくわかった。本のタイトルと中身が一致しているかは別にして、読み応えはあった。
    (B)

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    2012年09月16日