石原明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
値下げはお客様のためと思われがちだが、良い商品・良いサービスを提供するためには値上げは必要である。
■価格を決定する要因
①原価を含めたコスト
②他社との比較
③製品やサービスが持つ価値
※優先順位は③⇨②⇨①
■消費の4タイプ
①安いから買う
②高いから安心、信頼がおける
③モノではなく、コトを買う
④自分らしさを買う
■顧客特有の価値
「一般的な価値(誰にでもわかりやすい)」が高く売るためのベースで、その上に「顧客特有の価値」が加わることで値段を高くできる。
顧客特有の価値を理解することが重要だか、人によって異なる。
富裕層になればなるほど、一般にはしてもらえないサービスを望む。
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Posted by ブクログ
201512/
消費者が購入する際の動機づけや判断基準とは?
①「安いから買う」消費
②「高いから安心、信頼が置ける」消費
③「モノではなく、コトを買う」消費
④「自分らしさを買う」消費/
「一般的な価値」は14の項目に分けられる
①手間暇をかけている
②数が少ない、めったにない、作れる人がほかにいない、育つまで時間がかかる
③専門家がいる、選んでいる
④長い歴史を持つ、代々続いている、それを保証している文献や歴s上の根拠がある
⑤上位の人、歴史上の人物や有名人、著名人が愛用している
⑥ネットで流通していない
⑦実際に行ってきた、見てきた、世界の裏側など遠くまで行って取ってきた、持ってきた
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Posted by ブクログ
中小企業の社長のタイプを5つに分け、それらに対してエピソードを交えながら対処法やコンサルティングの手法を解説していくという流れで、分類とエピソードが非常に明快で本当に面白かったです。ドキッとするようなタイトルですが、あとがきにあるように、“うまくいっていない社長の批判ではない”し、中小企業の社長はもちろん、後継者だったり、社員だったり、管理職だったり、チームリーダーだったり…と、いろんな立場の人が、自分に置き換えて読んでみて、自分がどんなタイプか知ることができると思うので、対象は「社長」に限らず幅広い人に受け入れられると思います。
信念やスタンスが大事であることは前提ですが、“自分の価値観や -
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本質を突く内容。 商売の本質をつく内容だ。当たり前のように感じるけれども、実際、この本を読む前には考えもしていなかったような基本的な考え方を知ることができる。
顧客化:買ってもらったら、「電話をしてもいい」という権利が発生する。ものを買ってくれたということは、いわば恋愛が成立したということだ。
「いいものが売れる」というわけではない。よさそうに見えるから売れる。
なぜ買うのかという心理がわかればもっと売れる。→「人だかりには顔を突っ込む」「行列には並ぶ」
「右脳消費」と「左脳消費」=右脳に何かが入ってしまったら、「それでないとだめ」というとこになる。一種のブランド化。
「教育とは、同じ人 -
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最近、ワークマンやブルーオーシャンを読んだので、逆に値上げ方面の本を読んでみようということで選んだ本です!
値上げに踏み切れない最大の原因は、経営者・スタッフが値上げは悪いことと思っていることです。
また、値上げをするとお客さんが全員いなくなってしまうと思っています。
そのマインドを変えるために大事なことは、いかに自社の会社が素晴らしいか、商品が素晴らしいか、改めて確認することです。
長い歴史、メンテナンスの充実、他にはできない、緊急対応等、経営者自身がまずは誇りをもち、スタッフが誇りをもつこと。そうなれば多少のクレームや値下げ交渉なんて気になりません。そんなこと言ってくるなら買ってもらわなく -
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・大手の目的は、低価格戦略によって他者をマーケットから締め出し、消費者全体がこれを買うしかないという状態を作った後の値上げです。(ユニクロのヒートテック)
・値下げは最悪の経営手法。値下げをすることは、自分が手がけるビジネス、取り扱う商品・サービスに自信がない証拠
・しっかりとした性能評価を受けた製品がマーケットの評価を得て、他社商品と比べて高い値段で売れるようになることを企業側が理解した(トクホの例)
・「モノではなく、コトを買う」消費。この消費のタイプでは、お金をモノに変えて残すことが目的ではないので、「安いから買う」という価値観がそこには全く当てはまりません
・価格を決定する3つの要因
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Posted by ブクログ
<きっかけ>
高田馬場の古本市場で購入
<学んだもの>
踏み込んだアドバイスの必要性、行動によって思想が変わることがあるということ
<内容/感想>
実際のエピソードに基づいて社長のタイプ別にアドバイスの仕方・なぜそれが有効なのかを解説している。とても読みやすい本で、読み物としても面白い。
「他者不信型」社長は愛に目覚めなければならない
「振り回され型」社長は格闘家にならなければならない
「目先没頭型」社長は仕事を忘れなければならない
「振り回し型」社長は部下にマネジメントしてもらわなければならない
「リスク回避型」社長はお金を使わなければならない -