エリカ・クラウスのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
好きな作家さんたちがオススメしていたので。
短編集だけど一編ずつがずっしりしてて、読後感も重く、次々とは読めない。
主人公たちの置かれた境遇からはとても遠くにいるのに、感情が揺さぶられ、なぜか深く共感できる。
『掃除婦のための手引き書』が頭をかすめたけど、私はあちらの作品は少し苦手だった。
翻訳者の方の言葉選びもすごいんだろうな。
前半が特にどれも良かった。ヘラジカ〜はとくに。
「ワイアットは酒を断って二十年生きてきた。男が自分の好きなように死んでいくことのどこが悪い?死に方くらいそいつに決めさせてやれよ。生き方の方は他人が決めてきたんだからよ。」