森山世衣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
松本清張賞受賞作ということで手に取る。
駅伝に挑む女子高生の群像劇。殺人事件は起きないが、不可解な事件や謎が起こるミステリー要素もある。
かなり読みやすい。三浦しをんさんの作品のようにスラスラ読める。
物語全体に疾走感があって、どんどん読み進めていける。登場人物たちが走っている様子も迫力があって、読み応えがあった。
陸上界の悲しい過去も知れた。勝利至上主義はどの部活でも歪みを生んでしまう。
デビュー作とは思えない完成度。映像化して欲しい。
一つ残念だったのは、駅伝が門外漢すぎて、読み終えた後もタイトルの「ひなたの中継点」が何を指すのかわからなかったこと。