あらすじ
第33回松本清張賞作
青春×駅伝×ミステリ
目標は全国高校駅伝優勝!
一度きりの青春をかけて、彼女たちは襷をつなぐ。
アスリートの輝きと陰をリアルに描き、
選考委員の賞賛を集めた
新世代の「青春」×「駅伝」×「ミステリ」
〔あらすじ〕
緑谷高校女子陸上部部長の麦は
全国高校駅伝「都大路」での初優勝を目指している。
だが、大阪府予選の2日前にエースの瑞月が
自転車のひき逃げ事故に遭い、
怪我でメンバーから外れる事態に。
さらに、どの後も麦たちを邪魔するかのように
不審な出来事が続き――。
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Posted by ブクログ
松本清張賞受賞作ということで手に取る。
駅伝に挑む女子高生の群像劇。殺人事件は起きないが、不可解な事件や謎が起こるミステリー要素もある。駅伝が門外漢すぎて、読み終えた後もタイトルの「ひなたの中継点」の意味はわからなかった。
物語全体に疾走感があって、どんどん読み進めていける。登場人物たちが走っている様子も迫力があって、読み応えがあった。
陸上界の悲しい過去も知れた。勝利至上主義はどの部活でも歪みを生んでしまう。
デビュー作とは思えない完成度。映像化して欲しい。
Posted by ブクログ
本屋で帯を見て購入。
帯通り、新世代の小説。ミステリー、スポーツ、青春。この1冊に濃く深く収められている。青春小説なのか?青春を過ぎた我々にこそ読みごたえがあった。
あの頃のこと、時代に流されていたこと、忘れようとしているだろ?胸に深く突き刺さった。私だけだろうか?他にもいるだろ?
クセのない読みやすい文体。なのに、後をひく。不思議な感覚。
駅伝の季節にまた読み直してみる。
第33回松本清張賞大賞作品。
若い新人作家であることに後から驚いた。
Posted by ブクログ
駅伝という襷をつなぐ競技にかける高校生たちの想いの強さよ!
走ることへの並々ならぬそれぞれの気持ちが、想像以上に真剣で、ハッとする思いだった。
いい走りをすること、いい記録を出すことは、その瞬間の彼女たちにとって、命がけ、人生をかけるほどのことなんだな…
ゆえに、巻き起こる事件は、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、思いもよらぬ方向へと展開していく。
青春群像劇だけでなく、ミステリとしても読み応えのある一冊。