「ダーウィンが来た!」取材班のレビュー一覧

  • ダーウィンが来た! 生きものたちの奇跡の名場面と取材秘話

    Posted by ブクログ

    子どもの頃から生き物が好きだ。
    元昆虫少年は、異国の地で出逢ったねこ等を経て、覚醒した。

    偶然に手にしたこの一冊も、セレンディピティの成せる技だろう。



    本書は、大人気番組である『ダーウィンが来た!』放送開始20周年を記念して刊行された特別記念号だ。

    900回を超える放送から厳選された65回分を本書にて収録している。


    個人的には、ヨーロッパオオナマズのハト狩りが衝撃的だった。

    体長3メートル、体重200キロにもなる体躯を誇るこのナマズは、水浴び等をしているハトにじわじわと近づき、一瞬で丸呑みするようだ。

    ヨーロッパオオナマズは、食用や釣り等のために人為的に個体数が増えて、爆発的に増加したという。

    そのために餌不足が発生して、ハトを襲うようになったらしい。

    ちなみに、人間が舌にある味蕾にて味を感じるが、このナマズには、体全体に味蕾が存在するようだ。

    人間の味蕾は約6,000だが、このナマズのそれは、20万に達するらしい。

    味覚については、人間よりもヨーロッパオオナマズの方が鋭敏な機能を有していることが推測される。



    本書を通じて、この世に生を受けた生き物の力強さ等を感じた。

    興味深いトピックが凝縮されている一冊だ。
    生きものに興味のある方は、一読されたい。

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    2026年10月26日