吉野おいなり君のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
漫才コンビ『めぞん』の吉野おいなりくんの初著書。2026年作品。
芸人が書いた小説、というのは結構ありますが、ラノベとなると珍しいのではないでしょうか。
アニメ好きで、ネタにもアニメ作品を取り入れている『めぞん』なので、一般小説でなくラノベ作品を書くというのは自然なのかもしれません。
小学校の同窓会に出席した際、女の子の幼馴染みがいたら良かったのに、という思いに耽った男が、女の子の幼馴染みを作るべくタイムリープを繰り返すという物語。
幼馴染みがヒロイン、というアニメ作品はかなりあると思いますが、この作品では、幼馴染みヒロインとは恋愛関係になったらもう本当の幼馴染みではない、という思想が全編を貫いています。
単純に幼馴染みヒロインとの恋愛物語を期待してかなり裏切られましたが、著者自身がかなり投影された主人公が、ありったけの思いを語る最後の数ページでは、あまりの熱さに泣きそうになりましたが、この感じ『めぞん』の漫才のネタのようです。