桐野高明のレビュー一覧

  • 医療の選択

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    ◎日本が選ぶべき医療とは?
    海外と日本の医療制度や国民性を比較しながら、これからの日本が選ぶべきはどんな制度かを問うた本。
    日本の医療とそれを支える国民皆保険制度は、海外と比べるととても大きな違いがあるということがとてもよくわかるように、丁寧に説明してある。
    これから高齢化社会に向かっていく日本は、今のままの制度を続けていてよいのか?海外制度の導入が必要なのか、それとも別のパッケージが必要なのか。
    こうした様々な疑問と論点を解説しながら、各章のまとめに代えて、「選択の論点」を用意し、読者に考えさせてくれる。

    結論を言ってしまえば、終章で
    "弱者や恵まれない人々が悲惨な目に遭わないよ

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    2016年01月16日
  • 医療の選択

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    ネタバレ

    医療経済学の本かなと思って読んでいたが医学史や高齢化社会を含めた総合的な医療に対する考察で、参考になった。

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    2014年11月01日
  • 医療の選択

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    日本の医療制度について、他国と比較などしながら、包括的に述べ、今後の進む道に関して、どのように選択していくべきかに関して、書かれています。よくまとまっていて、わかりやすいと思います。

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    2014年10月07日
  • 医療の選択

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     実際、病気にかかったら、患者ができる選択は少ない。しかし、どんな医療制度にするのかは、国民ひとりひとりの「選択」にかかっている。本書は各国の例を引きつつ、高齢化社会を迎えている日本がどんな医療を選択するのか、その論点を挙げるという構成になっている。その一方で、各国と比較しながら、「高い」とか「負担がおおきい」とか「効率的じゃない」とか「先進的な治療が受けられない」といった日本の医療に対する誤解も解いていく。
     医療費抑制のためにとられた方策はたいして成功せず、むしろ医療の荒廃を招いたこと。混合診療になれば医療の負担が軽くなるというのは幻想であること。日本の医療は国際的な評価がたいへん高いこと

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    2014年09月27日
  • 医療の選択

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    医療制度・高齢化・新しい治療法に関して世界と対比しながら日本の問題点と進むべく方向性について検証。
    コスト、皆保険、個人負担の難しさから日本の向かう制度への提言。

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    2014年08月24日
  • 医療の選択

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    日本の医療は本当にすごいし、保険も素晴らしい。考えた人は本当に偉いと思う。でも現実には病院は高齢者の溜まり場と化し、医療保険を払わない人もいる。なんかそういうのは結局のところ倫理観の問題になってくるからかなしい。

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    2022年05月10日
  • 医療の選択

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    表題からうっかり「個人としての」選択かな・・と思いましたが、そうではありません。
    個人としては、相変わらずどうしていいかわかりませんし、日本に「かかりつけ医」が定着しないことにも言及されていません。
    TTPにひっかけての出版なのでしょうが、だから我々はどうすればいいのかまではわかりません。

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    2014年09月05日