呼延雲のレビュー一覧

  • 掃鼠嶺 廃駅を喰らう火群〈上〉

    Posted by ブクログ

    呼延雲『掃鼠嶺 廃駅を喰らう火群 上』二見文庫。

    久し振りに読む二見文庫。しかも華文ミステリーである。

    著者と同じ名前の探偵、呼延雲が活躍する『呼延雲シリーズ』の第8作目であるらしい。シリーズは既に10作となり、中国では異例のロングシリーズになっているようだ。タイトルが変わっているのだが、掃鼠嶺とは一般人に利用されること無く廃駅となった地下鉄の駅名だった。そして、掃鼠というのは栗鼠の俗称らしい。

    時代は大きく変わったようで、中国人作家の呼延雲はジェフリー・ディーヴァーやマイケル・コナリー、さらには東野圭吾にホームズに果ては名探偵コナンといった様々なミステリーを読んでいるのか、作中には度々

    0
    2026年08月03日
  • 掃鼠嶺 廃駅を喰らう火群〈下〉

    Posted by ブクログ

    呼延雲『掃鼠嶺 廃駅を喰らう火群 下』二見文庫。

    下巻に突入。

    第10作まで刊行済みのシリーズを第8作からいきなり読まされる弊害なのか、余りにも唐突過ぎて面食らう描写が散見される。

    劉思緲も郭小芬といった主要な登場人物は散々使い回された挙句に何時の間にかフェードアウトしてしまうというトンデモな展開が目立ち、上巻の前半で準主役級の活躍を見せていた呼延雲の親友の林香茗までもが突如として姿を消してしまうのだから、余りにも乱暴過ぎる。

    林香茗が姿を消す原因となった呼延雲が暴いたとされる凶悪な犯罪については全く触れられていない。

    西郊連続殺人事件で逮捕された当時17歳の周立平を林香茗が庇ったこ

    0
    2026年08月04日