池川明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池川先生の本を読むのは、これで3冊目ですが、こちらの読後感が一番よかったです。
胎内記憶という概念について、私はまだ完全に納得できていないのですが、この本では流産や死産といった現象と、何故そういったことが起こるのかについて、赤ちゃんの胎内記憶や生まれる前の記憶といった概念を交えて、独特な説明がされています。
正直なところ私の理解を超える内容も含まれていて、納得できたとは言えないのですが、一方で出産にまつわる悲しい出来事を理解し、消化する一助にはなると思いました。
ところでこの先生のご本はどれも、赤ちゃんのイラストが可愛いです。目にする度に微笑みがこぼれます。 -
Posted by ブクログ
池川明氏の著書は、5冊目。徐々に自分の中での死生観が変わりつつあります。死=不幸ではないし、死を含め生きることそのものが、全くネガティブに考えるようなものではないということ。
この世に生まれて死ぬことは旅行のようなもの。天国は、常に満たされていて平穏そのものだけど、その分、退屈でもある。喜怒哀楽でいっぱいな人間界は、刺激的で魅力的。
怖いものみたさで、日帰り旅行でちょっとだけ味わいたい命もあれば、テーマパークやジェットコースターのような刺激敵な人生を求める命もある。ただ、綺麗な景色に囲まれてただただゆっくり漂いたい命もある。自分のたましいが、色々なことを経験したくてこの世に生まれたのだとした -
Posted by ブクログ
産婦人科医の池川明さん
子どもの胎内記憶について 何冊も本を出されています。
子どもが親を選んで生まれてきた とか
生まれる前はどうしていたか など、
子ども自身の声を集めています。
信じられない人も きっといるでしょうね
そう、思います。
私も、全部をそのままに信じられるわけではありません。
自分の子どもが、まさに
「ママとパパを選んできたんだよ」
と語ってくれたにも関わらず です。
でも、聞いてみると
私の周りにも 似たような経験をしたママたちがたくさんいます。
信じても 信じなくても
こんなこともあるんだ と知ること
それだけで 気持ちに響くこともあります。