高校時代、わたしのルームメイトが寄宿舎で死んだ。
美貌で名を馳せた彼女の死は、二十年以上が経った今もネット上でスキャンダラスに語られている。
そして今、映画論の教授となったわたしに、母校から短期の講座を引き受けてほしいというオファーが届く。ニューハンプシャーの森の中のあの寄宿学校へ──彼女が死んだ場所へ、わたしは戻る。
あのとき何があったのだろう。彼女を死に追いやったのは、あの男子生徒だろうか、あの男性教師だろうか、それとも――
あなただったのではありませんか?
ミステリとして読めなくもない作品。