ちょっとネットニュースで見たことがあったような記憶。「フィクション」と言いながら明らかに実在の人物が特定できるのに、事実と全く違う役割を与える。それも、貶める方に。それで遺族が訴えたという。
その、訴えられたご本人の著書だった。
恥ずかしながら、総力戦研究所というものを知らなかったし、またNHKがやりよったくらいにしか思ってなかったが、まあ、またなんだが、酷いねえ。
それこそ戦国江戸期くらいの、まさに歴史時代で評価の定まっている人物について、あえてフィクションを入れるというのは、創作としてわかる。歴史のIFとして、全く違うキャラを与えてみるのもわかる。
全然違う。
先の大戦、実際その記憶を持って今を生きている人たちがいる。
しかも、言っちゃ悪いが、事実に基づく検証がほとんどなされていない。
そういう意味で、「総力戦研究所」というものに光を当てようとしたのは大変に意義があるのかもしれないが、当てる光の波長が偏っていたら、見えるものも見えなくなる。
実際、猪瀬直樹さんの著作を原作としながら、ちゃんと読み込めてないし、一次資料のも全く当たっていない。つか、Wikipediaすら見てない。
描き方が、日本は戦争したら壊滅すると結論した純粋な若人を、権力で潰そうとする体勢側の大人。
放映寸前に著者が気づいてNHKに対応を申し入れたが、全く不誠実。しかも映画化。しかも映画化には、NHK関係してないしとほざく。
そりゃあ、怒るよ。
語りたいのは歴史ではなく、自分の思想。
このところ、言われのない押し付けに納得しない世代が増えて来てるせいか、無闇に一方的な偏った思想を押し付けようとするメディアも、逆に増えている気がする。
NHK、受信料取ってんだろう。賛同する人からの寄付に変えたら?
もう、ダイオウイカだけ追い続けていたらいいよ。
裁判は始まったばかり。この先どうなるか。
しかし、急いでまとめたせいか、後半40Pくらいは、戦力研究所の考察とか、所長の講話とか入ってて、要らんかった。