宮島明道のレビュー一覧

  • 刑事の境界線

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    馬場みどりの刑事としての生き様がとても面白く、いろんなミステリーに巻き込まれていく姿がどこか応援したくなるようなキャラクターだった。為井がハマったアマトリチャーナを食べてみたい。

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    2026年09月26日
  • 刑事の境界線

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    一つの警察署の違う課で別々に事件が起こり近付きながらも独立して物語が進むモジュラー型小説。
    文庫化されるにあたり改題された通り、刑事の境界線が大きな意味を持つ。
    向こう見ずな正義感溢れる主人公と悪に堕ちながらもかろうじて警察としての矜持を持つ主人公の対比や、破滅に破滅を重ねながらも刑事としての矜持を持ちつつ物語が大きく左右に動きハラハラする展開などページを進める度にのめり込んでいった。
    物語の軸は1つだけではない、全てがだんだんと収束をしていきやがて訪れるその結末はとても大きな驚きと衝撃が待っている。
    願わくば続きが読みたい、ダークヒーローに魅力されてしまったようだ。

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    2026年09月16日
  • 刑事の境界線

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    刑事モノだけど従来の刑事モノの"型"とはちょっと違う作品かなと。
    登場人物が比較的多めだけど大きく分けると2人の刑事を軸にそれぞれのストーリー構成をされてる感じ。面白かった!

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    2026年08月25日
  • 刑事の境界線

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    作品自体は大変良かった、のですが…
    なぁんでまた、このような当たり障りの無いタイトルに変更されちゃったんでしょう??
    応募時のタイトルから、メインキャラの名前を変えざるをえなかった理由は何でしょう?
    気になります

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    2026年08月06日
  • 刑事の境界線

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    そのままテレビドラマになりそうな内容。盗犯係の馬場と犯罪対策係の為井それぞれの物語が交互に進行していく構成。馬場が未来のある少女たちを守ろうと奮闘しながら成長していく物語でもあり、でも為井も、どんどん追い込まれ転落していくようでいて、それは自分の人生がいい意味で変わっていくことでもあると感じながら、未来のある少年たちやDVの被害者を守ろうと奮闘している。為井にはこれから幸せになってほしい。

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    2026年08月26日
  • 刑事の境界線

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    モジュラー型ミステリ。警察が複数の事件を同時に捜査したら一つにつながってた、みたいな形式のことだって。つまりモジュラー型とは警察小説に限るということらしい。刑事ドラマではよくある気がするのだけど。

    ここからちょっとネタバレかも。

    最初は小さな誤りだったのにどんどんドツボにはまっていってしまう。足がつかないように、末端の大学生をとりあえず庇えば良かったはずが・・どうしてこうなった。というかやっぱりそういう環境に身を置いていると、染まってしまうよなぁ。それに賭け麻雀で50万の借金は「小さな誤り」ではない気もする。
    下っ端には比較的慕われているし、動画を消せと言ったり将来を考えろと怒りつけたり「まっとう」には見えたけど・・。中盤以降、なにかがうまくいっていない?ってわかった時、裏で糸を引いている奴にあっさり消されるのではないかハラハラした。堀尾が腕時計くれた件、あれ何の伏線?

    あと、隠れ家に乗り込んできたホセが言ってたことや下村興業のカシラが殺された時にいた男女の話、監察の松野との会話などなど総合すると・・・?ええ?私は、為井編は為井目線で読んでいたけれど佐竹目線もあったらまた面白そう。どこもかしこも真っ黒やん。「内密に監視してくれ」て言われても、それが本当に正義由来のものなのか知る術なし。

    馬場編は事件がてんこ盛り。車上荒らし、動画恐喝、ゲーセン盗難、内部パワハラなどなど・・ヒロイン&宇佐見のロマンスは、宇佐見の側にまだぜんぜんその気はなさそうだったことに好感。
    ラストの大捕物は染井為人さんの悪い夏や滅茶苦茶を思い出して笑ってしまった。なんじゃこりゃ!Chaos! 永田がいつのまにか「墓石」とか呼ばれて投げ飛ばされるのも笑ったし笑笑
     
    しっかし、最後まで読んでいろいろ考えてたら・・墓石、本当に「偶然に」あそこに居合わせただけなのか?それに警務課の50代の男ってさ?看守って警務課だよね?意外にもっとずっと細かい伏線があるのかも?など後に引く面白さでした。

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    2026年08月22日
  • 刑事の境界線

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    小金井中央警察署を舞台に、正義感あふれる新人刑事・馬場みどりと、組織犯罪対策係の為井忠之。それぞれ異なる事件を追う二人の刑事が、やがて一つの真実へとたどり着く警察ミステリー。

    序盤は作品の構成が掴めず少し混乱したが、馬場と為井、それぞれを軸にした物語だと分かってからは一気に読みやすくなった。人のために動く馬場と、自分を取り戻そうともがく為井。特に為井パートは先が気になり、「二人はどこで交わるのか」とページをめくる手が止まらなかった。

    読後に振り返ると、二人は最初から正反対だったわけではなく、同じ方向を向いていたように思えた。しかし、少しずつ進む道がズレていき、気づけば「境界線」のこちら側と向こう側に立っていた。そのズレは決して劇的なものではなく、小さな選択の積み重ねだったのかもしれない。タイトルが示す意味を、静かに考えさせられる一冊だった。

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    2026年08月06日
  • 刑事の境界線

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    おもしろくて一気読みしました。
    馬場ちゃん(♀)と為井(♂)の活動を軸に、いろんな事件やいろんな関係者が入り混じって、読んでて混乱するところもあったけど最後は繋がっていき、でも馬場ちゃんと為井が深く交わらないところがとてもよかったです。

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    2026年08月01日
  • 刑事の境界線

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    盗犯係の馬場と組織犯罪対策係の為井。
    主要キャラの刑事二人がコンビを組まないどころか、ほぼ接触することなくストーリーは進んでいく。
    馬場視点の章を読むと成長物語になるし、為井視点の章を読むとサスペンスになる。
    二人の事件が交錯すれば意外な真相が明かされる。
    一冊で三倍楽しめて面白かった。

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    2026年07月31日
  • 刑事の境界線

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    ダブル主人公だけど完全に独立して話が進んでいくというのが目新しいなって思った。
    男の悪徳刑事側の話がどんどん破滅に向かっていく感じの展開で面白かった。

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    2026年07月10日
  • 刑事の境界線

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    すごいなぁ、初めて読むタイプの本だったなぁ。登場人物が多いのに、ゴチャゴチャしていなくて。場面もすごく切り替わるのにゴチャゴチャしていなくて。ミステリーなのか…?とは思ったけど、面白い。全ての登場人物のその後が気になる終わり方でしたが、モヤモヤはせず。とにかく不思議な作品だった!好みは分かれるかもしれないけど、次の作品もあれば読んでみたい。

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    2026年07月03日
  • 刑事の境界線

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    同じ警察署の2人の刑事の話。
    追ってる事件は違うけど視点の違いが面白い。
    同じ署内なのに、所属課が違うので2人が全然交錯もしないし、お互いを知らないのがまた良い。
    為井はとにかく残念。
    根はいい人なのになぁ。
    ちょっと人物に時代を感じるけど、総じて面白かった。
    続きはあるのかな?

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    2026年06月12日
  • 刑事の境界線

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    ​「このミス」大賞グランプリ受賞作。「モジュラー型ミステリー×驚きの結末!」という鮮烈な謳い文句に惹かれて手に取りました。

    ​異なる部署に所属する二人の刑事が、それぞれの場所で別の事件を追いながら、物語の終盤で鮮やかに一つの大きな事件へと繋がっていく―この構成が「モジュラー型」と呼ばれる所以だそうです。

    ​描かれるのは、盗犯係で刑事3年目の馬場と、組織犯罪対策課でキャリアを重ねる中堅刑事・為井の二人。同じフロアに身を置きながらもこれまで交わることのなかった彼らは、正義感が強く真っ直ぐな馬場と、捜査対象との深い繋がりから次第に悪事に手を染めていく為井という、対照的な足取りをたどります。

    ​物語が進むにつれて、それぞれの内側にある善悪や立場を分かつ「境界線」が徐々にあやふやになり、自分の立ち位置が知らず知らずのうちに変わっていく。特殊な世界の話でありながら、読んでいると「もしかしたら自分も、日々の選択の積み重ねでいつの間にかこちらの側に行ってしまうかもしれない」という、身近で生々しいリアルさを突きつけられます。

    ​本格的な謎解きやパズル的なミステリー要素を期待すると少し異なるかもしれませんが、警察組織の泥臭さや、誰の心にも潜む危うさを描いた重厚な「刑事モノ」として、楽しめる一冊でした。

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    2026年09月26日
  • 刑事の境界線

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    モジュラー型ミステリーとのこと

    最後、ちょっと読み飛ばした
    なんか、馬場さんがあんまり好きになれなかったのと
    染井さんのハードボイルドさが冷める

    キャラクターが全体的にあんまり好きになれない
    と、
    ストーリーも入ってこないっていうか…

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    2026年08月31日
  • 刑事の境界線

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    最初は場面が行ったり来たりで登場人物がどんなキャラクターか混乱した。特に斬新さはないが、正反対の立場だけどどちらの登場人物も応援したくなる。装丁が素敵。

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    2026年08月25日
  • 刑事の境界線

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    ネタバレ

    犯罪の片棒を担いでしまった刑事がいたり、警察の中でのいじめが描かれてたり、サスペンスというよりは警察組織の中の生き方、仕事の流儀的なとこにスポットが当たってて新鮮ではあった。あとがきに「モジュラー型警察小説」と書かれている通り色んな事件が同時並行で起きるのだが、各事件との繋がりが思ったより希薄でスッキリ感が少ない。

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    2026年08月23日
  • 刑事の境界線

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    何とか読み終えました。
    普通の刑事もの小説とかなり異なってましたね。
    人間臭さが出ていて内部の対立というところが面白く読めました。
    作者がDJというところも気になりました。

    次回作を読みたいものです。

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    2026年08月22日
  • 刑事の境界線

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    二人の刑事、それぞれの視点で物語が進んでいくミステリー。

    複数の事件が並行して描かれるモジュラー型の構成で、それぞれがどのようにつながっていくのかを追いながら読む面白さがあった。

    途中、やや展開が急に感じられるところや、最後まで残された謎もある。それでも、ばらばらに進んでいた出来事が終盤に向けて一つの方向へ収束していく感覚は楽しめた。

    そして最も印象に残ったのは、題名にもつながる「境界線」の描き方だった。

    「今回だけなら」「これくらいなら」という一度の判断は、その瞬間には大きな一線を越えたようには見えない。しかし、その小さな例外を認めたことによって、次第に刑事として守るべき境界線そのものが曖昧になっていく。

    境界線は、ある日突然越えてしまうものではなく、ほんの少しずつ位置をずらしながら見失っていくものなのかもしれない。

    事件の真相を追うミステリーとしてだけでなく、職務や正義の中でどこに線を引くのかという点も印象に残る作品だった。

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    2026年08月13日
  • 刑事の境界線

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    正義感の強い女性刑事と悪に身を染めた中堅刑事、対極にいる二人の刑事がそれぞれの視点で事件に臨む模様が描かれた作品。個人的には悪の刑事の方に共感してしまう点が、自身を悪徳セールスであることを遠巻きに肯定してしまう感じで悲しみが深い。展開は少なめで退屈に感じるが一部主人公の感情に共感ができる点は面白く読めた。

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    2026年08月12日
  • 刑事の境界線

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    盗犯係で駆け出し女性刑事の馬場、転落していく組対の為井。
    お互い別の事件、お互い面識のない刑事。
    二人の刑事の話が交互に進められていく。
    やがて扱う事件も増えて複雑になるかと思いきや。
    シリーズ化になりそうな作品で今後の展開が気になります。

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    2026年08月12日