フランク・パートノイのレビュー一覧

  • すべては「先送り」でうまくいく

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    ちょっとの先送りでうまく回ることは割と実感としてある。
    急ぎでって頼まれたことをすぐやると、変更が入ってまたやり直しになることとか、割とあるあるだったので、科学的にも根拠あるってことで、これからも少しだけ寝かせてやることにしよう。

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    2024年04月25日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    ネタバレ

    残念ながら(?)やらなければいけないことを先延ばしにすることを正当化してくれるような本ではなかった。

    原題は”The art and science of delay" とあるように、直感的な判断に従うことの危険性を論じたもの。プロの手にスプレイヤーでは数ミリ秒の余裕を持てるだけでパフォーマンスが劇的に改善するし、マシュマロ・テストのように先延ばしの能力の重要性を物語っているものもある。

    私達の判断の多くはプライミングのように瞬間的な思考(カーネマンのファスト&スロウでいうType1)によって決められており、それはだいたい正しいのだが、少し取り掛かるのを待って熟考したほうがよいこ

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    2017年09月10日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    著者フランク・パートノイが意思決定とタイミングを科学する。
    先送りというより、タイミングをどう図るか、いつ意思決定するのか、そういうことが大切なんだなと感じた。

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    2014年10月05日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    行動を取る際のやり方についての本。テニスのレシーブから経営判断まで様々な時間軸でがあるが、一流の人は、その制限の中で最大限の時間を状況の見極めに当てて、実際の行動時間は極小化している。
    例えば一流バッターはトレーニングによりバットスピードをトレーニングで短縮化し、ピッチャーから伝わる情報をギリギリまで咀嚼して行動を微修正していき最後のインパクトの確度をライバルよりも高める。
    一方、もう少し長い時間があるものの場合。現代では情報が多すぎて早すぎる行動をとってしまうが、状況次第でFMAがあるとは限らない。

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    2013年10月03日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    ビジネス書や新書のようなタイトル。このところタイトルに騙され続けているので警戒しつつも、先送りが大好きな僕としてはどうしても気になる。
    何かを行うときにコスト(カネじゃないよ)を先送りして、持てる能力をつかって対応する。恋愛もF16でのドッグファイトも同じで、あるタイミングを待ってそこに判断技術を集約する。
    僕は先送りどころか、何もしないことも大好きなのですが、ずいぶんと自信がついてしまった。とはいえグウタラな人を肯定するための本ではない。
    先送った時間をどこにツケるか。その順番や長さで、人生はあまりにもガラっと変わるんだ。怖いね。

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    2013年05月23日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    「先送り」して「待て」ば、かなりのことはうまくいくとの主張であるが、問題はどこまで待てるかだ。計画のグレシャムの法則からもわかるように、目先のことが気になると長期的な視野に立てない。やはり短期と長期のバランス、すなわち「両ぎき」が必要になる。ぎりぎりまで待ったほうがいいのはわかるが、タイミングを逃すと取り返しがつかない。プロのテニスプレーヤーもタイミングを逃して、ミスしてしまう。それならば、少し早め早めに手を打ったほうがよい。目下の禍に対して、待ちすぎたことによる失敗から失うものは多すぎる。

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    2020年12月27日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    人には向き不向きがあって、さきおくりが向いている人とそうでない人がいる、それはわかっている。でも、自分が先送り型なのかそうでないかのものさしとしてこの本を読むべき。自分を俯瞰する材料としては良書。ただ、もうちょっとコンパクトにまとめられたのではないか無駄に長い。

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    2014年03月16日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    「第1感」に代表される、早すぎる判断への警鐘。
    「善は急げ」であり「待てば海路の日和あり」でもあるという、ごく常識的な結論になる。
    どちらか片方だけを、最新の理論でござい、と、自分の都合の良い結論のために使用する輩に注意せよ、ということだ。

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    2013年10月18日
  • すべては「先送り」でうまくいく

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    判断にかけるべき時間の感覚がつかめたら、基本的には最後の最後まで決断の瞬間を遅らすべきだ。

    先送りというと悪いイメージだけど、人間にしかできない、がまんできる力とか、未来予測でもあるわけだ。

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    2013年11月04日