土橋治重のレビュー一覧

  • [新装版]真田三代記
    2016年12月

    昔は娯楽が少なく、少しでも長く読めるように、人の名前や状況を細かく書いている。だから今の時代に読むと回りくどく、テンポが悪く感じてしまうかもしれないが、体制に反発するヒーローの像は今も昔も変わらずに日本人の心をつかむと感じた。
  • 若き日の明智光秀
    若き日の明智光秀です。
    そのままです。
    どこまで本当かは、分かりませんがそれなりには楽しめました。
  • 楠木正成 「大義」に生きた武将の実像
    赤坂城・千早城攻防で名高い南北朝期の知将・楠木正成。後醍醐天皇の鎌倉幕府討伐に参加し、理想の政治実現を計るが、天皇親政も理想とは程遠く、夢は無残に砕け散る。そして、負け戦と知りながら「節」を守って死地へ赴く。実子・正行との「桜井の別れ」―父子の熱き絆は、我々の心を揺さぶらずにはおかない。常に「誠実」...続きを読む