マハ・カーン・フィリップスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『ペルシャ王女の棺』とは何か古典的ミステリのような邦題だ。主人公はエジプト考古学者の女性。パキスタンのカラチにある文化歴史博物館のスタッフである。裕福な家の出で、外国で高等教育を受けている。
麻薬組織のアジトでミイラが発見され、彼女は鑑定を依頼されるが、そのミイラは、幻のペルシャ王女なのか? そして、三年前に行方不明になった彼女の「最愛」の姪の行方は?
二つの謎が絡んで物語は進行する。その中で語られるのは、保守的なイスラム社会での女性の置かれた立場である。ガラスの天井ならぬ鋼の壁があるようだ。そして政治家や行政組織の腐敗だ。
作者の経歴を見ると、主人公グルと 重なるところがある。