山下信義のレビュー一覧

  • ブンヤ魂

    Posted by ブクログ

    36年間の警察官人生の大半を静岡県警での組織犯罪捜査に費やした作者が、架空の東海県警を舞台に組織犯罪に立ち向かう警察官らの活躍を描く。

    作家としての活動歴のない作者による文章はどこか硬質で、厳密を期してか漢字や肩書きが多く、一方で主語や述語が曖昧だったり、読点が少なかったり、筋の転換が唐突だったりと決して読みやすくはなく、前後の文章を読み返すことも度々あったが、実経験者ならではのリアリティや既存の職業作家にはない独特の魅力があることも事実。

    女性記者や暴力団関係者との癒着、県警組織内の不祥事など犯罪捜査以外の要素も持ち込み、本筋の組織犯罪捜査も複数県をまたがる警察庁レベルのものとするなど、

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    2026年07月31日