セントラルド熊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SNSで見てた頃から大好き。
セントラルド熊さんといえは例の粉なのだが、粉マンガの間に紛れてきた猫ミエーヌのエピソードがまとまって本になった。
絵もかわいいし何より文章部分の知的エッセンス漂う可笑しさ!何度も声出して笑いながら読んだ。なんと語彙の豊富な作者さんだろう。
実は背景にいろいろな切なさを秘めた、笑いであった。
誰も永遠には生きられないけれど、ミエーヌとセントラルド熊さんご一家の末長い幸いを祈る。
動物病院にネコ捨てた憎いアンチクショウは毎日口内炎ができるように呪う。良いところに拾われてよかったとか思うなよ。成功体験ではない。犯罪体験だ。呪ってるぞ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ言語的センスが凄まじいのでじっくり一語一語読まないといけないのだけど、ハマるともう何回でも隅から隅までなめるように読み倒してしまう猫漫画です。
猫漫画だからって軽々しい癒しとか求めるな。自分の知識と文学的素養フル回転で挑むのだ(笑)出てくる動物(ニンゲン含め)皆かわいくてせつなくて強い。とてもテンポよくラップみたいな漫画だけど知らず涙が出てくるね。
私がこの作者さんを知ったのは東北の震災で取り残された動物たちがどんなだったかをTwitterにあげておられたのを偶然見たのが先でした。目をそらしてはいけない、忘れてはいけないことだなと書き下ろしのハムスターの話を読んで滂沱の涙と共に再度思ったのでし -
Posted by ブクログ
ネタバレきっと、すご本。
ただし、万人に勧めますか?と聞かれたら、あーごめんね、NOかなあ。
特に私のように、思いっきり猫バカとして「あらまあ、ネコちゃんかわいいかわいいかわいいねえええ〜」と、猫のあるあるをリミッター外して楽しみたい!という輩には勧めるかなあ、うーん。というもの。
だって、そうじゃない?
目が見えないネコちゃんを保護した飼い主さんの日常漫画として紹介されたらそりゃ、ウホッ!健気なネコちゃんの幸せになる物語とな。うわあい、幸せネコちゃんを心ゆくまで浴びたいよお!おおおん!ってなるじゃないですか。で、もはや脊髄反射でポチるじゃないですか。それでもって、むはー!と、興奮して読むじゃない