ライアン・ステグマン他のレビュー一覧

  • スーペリア・スパイダーマン:ワースト・エネミー

    Posted by ブクログ

    すでに発行されている様々な邦訳で存在感を示していた「スーペリア・スパイダーマン」がついに邦訳。その本誌だけでなく前日譚「ダイイング・ウィッシュ」もふくめて邦訳されたので待ってましたといわんばかり。

    既刊の解説書に大体の設定がのってしまっているため展開は完全に知っているのだが、それでも実際に読むともう魅力が全然違う。元悪役がヒーロー的な活躍をするだけで面白いのだが、元々のピーター・パーカー本人のような無私のヒーロー性を持っていない悪さを見せつつも、むしろより合理的に物事に対処していく有能さも見せてくれる辺り、複層的な魅力があるのだ。ヒーロー性の部分だけでなく、恋愛のような日常ですら科学的・論理

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    2016年10月16日