西方ちひろのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
高野秀行 "ミャンマーウォッチャーの私が強烈にお薦めしたい反軍・民主化闘争のベスト本"
『悪魔のいけにえ 公開50周年記念版』を映画館で観た翌日にこの本を読んだ
チェンソーで人間を切り刻むレザーフェイス一家の恐怖よりも何十倍も何百倍も、ミャンマーの軍事政権がやっていることはグロテスクで恐ろしかった
2021年に軍事クーデターが起こり、産声を上げたばかりの民主主義が失われたミャンマー
ベネズエラのように資源国ではないから他国からの関心は薄い
クーデター前後のリアルを現地で見ていた著者のこの本も、
『出版社に送っても、このテーマでは売り伸ばせない、と断られ、幾度となく諦め -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界でいろいろな境遇な人がいる中で、そういった人と対面した時に私はどうしたらいいんだろう、と思って読んでみた。
民主化してたった5年だったのか、なんて不条理なんだと思った。市民レベルでどのような変化があったのか、どんな思いで日々を過ごしているのか、そして将来にも大きな影響が及んでしまうことも、想像できるようになった。
この時に見た景色が確かに力になり、絶対前には戻りたくないという強い思いになっていると感じた
心に残った言葉
◾️Freedom from fear
スーチーさんの言葉。自分の中にある恐怖心から自分を解き放ってこそ本当の自由
この言葉に沿って、一人ひとりができることをしていた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレミャンマーで開発の仕事をしていた著者は、2021年2月の軍事クーデターからの1年間、軍政に反対し、行動する市民の声を丁寧に拾い上げて、SNSで発信しました。実際のところ、圧倒的な軍隊の暴力に対して、当初徹底的に非暴力で対抗した市民の唯一の希望は、自由と民主主義を標榜する国が軍事独裁政権に対して圧力をかけること、そのことでこのクーデター劇が終わることだったのです。著者が日本語で発信し続けることで、日本政府からの圧力を引き出すことをミャンマーの市民の期待していました。結局日本政府は市民の側ではなく、軍政の側につくことになるのですが。
クーデターの5年前まで、ミャンマーは軍事独裁制のもとにあり -
Posted by ブクログ
ミャンマー軍事政権の暴力行為は常軌を逸した殺戮行為以外の何物でもないと感じた。ロシアやイスラエルと同様に明らかな戦争犯罪であり、すぐにでも滅びてほしいと思った。
しかしどうすれば市民が勝利できるのだろうか。答えが出てこない.......。
ミャンマー軍事政権が現在も圧倒的な武力を維持できるのは、ミャンマーのレアメタルの実権を握っている中国政府の支援のためであろうか.......。
小さいことかもしれないけど、ガザやウクライナ同様、世界中の多くの方々にこの事実を知ってもらい、圧政に苦しむ方々へ今よりもずっと多くの支援が行き届いてほしい。
大分昔、1人貧乏旅行で一週間ほどミャンマーを旅したこと