西方ちひろのレビュー一覧

  • ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか

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    2020年1月か2月か忘れてしまったけど、ミャンマーのヤンゴンとバガンに行ったことがあったので、タイトルを見た時すごく興味があって読み出した。 ミャンマー市民がSNSを使って世界に助けを求めていたのに関心を持たれず、自分たちで戦う… 私もそのうちの1人で今になって事態の深刻さを知りました。私1人で何かを変える力はないけれど、知ることは出来るんではないかと思った。どれだけ自分の世界が狭いのかを思い知った。たくさんの人に読んでほしい。ちょっと辛いけれど

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    2026年03月01日
  • ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか

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    高野秀行 "ミャンマーウォッチャーの私が強烈にお薦めしたい反軍・民主化闘争のベスト本"

    『悪魔のいけにえ 公開50周年記念版』を映画館で観た翌日にこの本を読んだ
    チェンソーで人間を切り刻むレザーフェイス一家の恐怖よりも何十倍も何百倍も、ミャンマーの軍事政権がやっていることはグロテスクで恐ろしかった

    2021年に軍事クーデターが起こり、産声を上げたばかりの民主主義が失われたミャンマー
    ベネズエラのように資源国ではないから他国からの関心は薄い

    クーデター前後のリアルを現地で見ていた著者のこの本も、
    『出版社に送っても、このテーマでは売り伸ばせない、と断られ、幾度となく諦め

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    2026年01月18日
  • ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか

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    ネタバレ

    世界でいろいろな境遇な人がいる中で、そういった人と対面した時に私はどうしたらいいんだろう、と思って読んでみた。

    民主化してたった5年だったのか、なんて不条理なんだと思った。市民レベルでどのような変化があったのか、どんな思いで日々を過ごしているのか、そして将来にも大きな影響が及んでしまうことも、想像できるようになった。
    この時に見た景色が確かに力になり、絶対前には戻りたくないという強い思いになっていると感じた

    心に残った言葉
    ◾️Freedom from fear
    スーチーさんの言葉。自分の中にある恐怖心から自分を解き放ってこそ本当の自由
    この言葉に沿って、一人ひとりができることをしていた。

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    2025年12月31日
  • ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか

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    2021年のクーデターからの一年間を現地で過ごした記録。2025年にいたって出版にこぎ着けたわけだ。

    ニュースで知っていた話ではあるし、昨年は実際にヤンゴンを数日ながら訪れもしたのだが、あらためて認識を新たにした。しかし辛いのは、本書の時期から5年が経っても状況は特に良くなっていないこと。ミャンマーの人たちの希望の声を拾っている本だけに、読んでいてますます辛い。

    また、ミャンマーの一般市民のあいだでも当然ながら軍政派と民主派にわかれているようであり、なかなか血生臭くなっている様子も伺われる。

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    2026年03月04日
  • ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか

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    ネタバレ

     ミャンマーで開発の仕事をしていた著者は、2021年2月の軍事クーデターからの1年間、軍政に反対し、行動する市民の声を丁寧に拾い上げて、SNSで発信しました。実際のところ、圧倒的な軍隊の暴力に対して、当初徹底的に非暴力で対抗した市民の唯一の希望は、自由と民主主義を標榜する国が軍事独裁政権に対して圧力をかけること、そのことでこのクーデター劇が終わることだったのです。著者が日本語で発信し続けることで、日本政府からの圧力を引き出すことをミャンマーの市民の期待していました。結局日本政府は市民の側ではなく、軍政の側につくことになるのですが。

     クーデターの5年前まで、ミャンマーは軍事独裁制のもとにあり

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    2026年01月09日