ほしつのレビュー一覧

  • ホイホ・ホイホイホ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    当たり前のように、(1)の面白さを上回っていた(2)だった。
    先巻の帯に推薦コメントを寄稿したメンバーも凄かったけど、この(2)もとんでもない。
    今、一番、頭のネジがぶっ飛んでいる漫画、と言っても過言じゃない『忍者と極道』の近藤信輔先生がお勧めしている時点で、この『ホイホ・ホイホイホ』がヤバい、と未読の方にも伝わるレベルだろう。
    普通の女子高校生たちってだけでも、そのアオハルは彩り豊かで、何物にも代えがたいほどキラキラしているってのに、超能力者が一人、ここに加わる事で、形容しがたいほどにカオスが渦巻く。
    この作品のメインが、超能力者たるこだまであるのは、まぁ、否定できないにしろ、影の主人公と言っても差し支えないのは、こだまの弟・薫だ。そんな薫が淡い恋心を抱いているのが千晴ちゃんで、その千晴ちゃんに憎しみを抱いている下痢便部部長・千野ちゃんが、薫に懸想しちまったもんだから、目が離せないデルタゾーンが爆誕。ほんと、強く生きろよ、薫。

    この台詞を引用に選んだのは、インパクト重視。
    感動シーンが台無しとまでは言わんけど、衝撃的な事実が判明していたな。
    惜しむらくは、恐らく、こいつが魂だけの存在ってことか。
    肉体を残してくれれば、死骸であっても、それなりの高値で売れただろうに。
    「ちょっと待ってっ」
    「!!」
    「名前・・・!まだ、アンタの名前、聞いてない・・・」
    「ふふ・・・そうだったのぉ、うっかりしてたわい。パラワン・・・パラワンオオヒラタクワガタ・・・」
    「・・・・・・外来種?」
    「いかにも」(by昆布川薫、パラワンオオヒラタクワガタ)

    もう一つ、こちらの台詞を紹介しておきたい。
    こちらも、そこまで深さがある訳ではないにしろ、その通りだな、と思えるものなのは確かなので。
    騙す、誤魔化す、煙に巻く、それが必要な状況もあるにしろ、やはり、嘘は自分の首を絞めるだけだ。
    さりとて、正直に自分の過ちを曝け出すと、ピンチになっちまうんだから、世の中、儘ならんもんである。
    (えらいことになった・・・私のバカ野郎・・・こんなことになるなら・・・やっぱり、あの時・・・ウソなんてつくんじゃなかった・・・!)(by昆布川こだま)

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    2026年07月05日
  • ホイホ・ホイホイホ2

    Posted by ブクログ

    日常系コメディ漫画として1巻から純粋パワーアップを遂げた2巻。
    コブ川が神になりかけたり船になったりゲンゴロウを吐き出したりする。
    そして相変わらず豹柄のおパンツを着用している。

    やっぱりほしつ先生は下痢便部がお気に入りなんだな。千野部長が準レギュラー化してショタに目覚める《第8話 アルタイル》は想像通りの展開で笑っちゃった。男子中学生の乳首は一等星の輝きにも比肩する…という事か。終わり方が好き。「部長ったらムッツリドスケベ♡」(p192《番外編その4》より)

    《第11話 君に逢えたら》のキレはすごい。絶え間なくギャグを放り込んでおきながら夏の夜のしっとり感まで出してくる。この話も終わり方が大好き。猫山ってかわいいな。クワガタがなりすました偽の姿だけど。

    《第12話 心霊写真を撮ろうの巻》の不気味な余韻もまた良い。話のタイトルが急によそよそしくなるすっとぼけ具合が地味に好き。オカルト研究会の長〈矢間田ルカ子〉もレギュラー定着しそう。実は美形のギザ歯キャラ。

    いい感じにキャラクターへ体重が乗ってきましたね。
    モモヨちゃんの謎がまた深まった…。


    1刷
    2026.5.9

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    2026年05月09日
  • ホイホ・ホイホイホ1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここ最近で、もっとも、腹を抱えて笑えたギャグマンガ。
    そうなんだよ、ギャグってのは、このレベルに到達していなきゃ、やっぱり、ダメだって、と思わせてくれるほど。
    さすがに、『斉木楠雄のψ難』と比較してしまうと、勝ち目は皆無な気もするが、あまり、メチャクチャすぎるのは苦手な人に、ぜひ、お勧めしたい一冊だ。
    ここまで面白い理由は多いが、やはり、主役であるこだまの個性が立っているだけじゃなく、周りのキャラも彼女に負けていないってのは強い。また、下手、と思われないくらいに適度に崩されている絵柄も、良さを生んでいる。
    どの回も面白かったが、個人的に、一番、肋骨にダメージを喰らったのは、第六話「超能力クッキング」だ。私は、それなりの年齢になっているのに、未だに、コレに弱いのか、と一頻り大笑いした後に落ち込んだトコも含め、この(1)で特にお勧めしたい。

    この台詞を引用に選んだのは、インパクトが凄かったので。
    たった、これだけの短さなのに、ありとあらゆる感情が詰め込まれて、圧縮されて、凝縮されてるなぁ、と震えた。
    アニメ化してほしい、とは思うが、並の声優さんじゃ、この一言をファンが納得できるレベルで言えんだろう、と思えるトコも、ポイントが高い。
    「曲げるか」(by昆布川こだま)

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    2025年12月21日