芦野ひかがみのレビュー一覧
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ネタバレ今号も、ほっこりさせてくれる。
ホンさんたち、竜人のデザインだけでなく、ストーリーが癒し系ってのが私好みで、ますます、この作品を推せる。
塔子ちゃん(年齢的には「さん」なのかもだが、なんか、ちゃん付けの方がしっくりきちまう)とホンさんの友情も、この(2)で、ますます深まっており、これから、二人がどのように、もっと仲良くなるのか、楽しみ。
当然、この巻でも、ルーイが、色んな意味で逸脱している小金井先輩に翻弄されており、そのワタワタっぷりは実に微笑ましい。まぁ、ルーイ当竜人は、地味に命の危機を覚えているから、笑い事じゃないだろうけど。
また、この(2)では、ガテン強面系竜人のロウさんと、ド陽キャながらも意外に真面目なカズヤも登場し、人と竜人の日常は、ますます、賑やかに彩り豊かとなっている。
この台詞を引用に選んだのは、塔子ちゃん、ほんと、良ぇ子やな、としみじみ思ったので。
未だに、ちょい、ホンさんと距離感を迷いあぐねている感が滲んでいるにしろ、ここぞって時は、しっかりと遠慮せず、がっつりと迫るトコが良い。
あと、変則的ではあるにしろ、普段、温厚な人ほど「怒」の感情で心の器が満たされると、結構、ビビらされる例としても最適だ。
しかし、塔子ちゃんが温厚じゃなくなるのも当たり前。
確かに、竜人は身体能力的に、人より優れているかも知れないけど、だからと言って、危ない事をされたら心配になるし、その無茶を叱りつけたくもなる。
ここで、竜人だから大丈夫だったよね、とせずに、怒っている事をアピールするのは、良い友情だ、と私は思う。
「私の顔から、なにがわかりますか?」
「お・・・怒ってマス・・・?」
「正解です。もう二度と、あんな危ないことしないでください。ホンさんだって、なににも代えられないんですからね」
「トーコさん・・・・・・」
「―――もし、またやったら、大泣きします」
「!?」
「それは、もう、みっともなく表情筋フル稼働で泣きわめくので覚悟して」
「し・・・しまセン!しまセンかラ!」(by塔子ちゃん、ホンさん)
もう一つ、グッと来た台詞を紹介。
何だかんだで、良い先輩だよ、小金井さん。
確かに、ちょっと(?)怖いトコもあるけど、悪人ではない。
ルーイが病気で弱っているって事もあるにしろ、こうやって気遣えるのは、器が大きい証拠じゃなかろうか。
でも、まぁ、人畜無害って訳じゃないけど、この先輩。
ほんと、頼りになるけど、出来るだけ、接触は最低限にしたい。
「・・・・・・チヒロ。その・・・ごめん・・・なさい・・・髪・・・焦がしたり・・・付き添いさせたり・・・こんな・・・世話まで・・・竜人のくせに・・・みっともない・・・」
「・・・・・ルーイくんは、みっともなくないよ。遠い国から来て、竜人の誇りを持ってて、すごく頑張ってて、そのままでかっこいいよ。でも、困ったときは頼ってほしいな。ごめんなさいって言われるより、ありがとうって言われたほうがうれしいからね」
「・・・・・・ありがとう」(byルーイ、小金井先輩) -
Posted by ブクログ
ネタバレドラゴンや龍、もしくは、竜人が登場する作品の数は、ここ最近、増えてはいるけど、ここまで、竜人と人間の距離が近い作品も無いのでは?
竜人(♂)と人間のヒロインの異種恋愛系も、私は大好物だけど、こういう同性(・・・だよな?)のお隣さんって設定も結構、アリ。ジャンルこそ違うけど、『氷属性男子とクールな同僚女子』(殿ヶ谷美由紀)が好みな人なら、楽しめる内容になっている、と私は感じた。
竜人のホンさんが、思った以上に、竜の要素が多目ってのも推せる。作中でも、ちょいちょい描かれてはいるけど、やはり、この見た目だと、人間基準で設計されている建造物などで苦労するんだろう。その辺りの、妙なリアルも推せる理由の一つだ。
また、そんなド天然なホンさんに振り回されそうになりながらも、何気に、我の強さを時おり、見せてくる人間の塔子ちゃんも良い味が出まくっている。彼女くらい、度量がデカくないと、人じゃない存在が自分の隣人って現実を、すんなり受け入れるのは簡単じゃないだろうな。
この(1)では、ホンさん以外に、ルーイさんって竜人も登場している。彼も彼で、これまた、個性が強め。ツンケンしちゃいるものの、何だかんだで、悪ぶれない奴で憎めない。と言うか、この作中一の奇人と言っても差し支えない小金井さんにお気に入り認定されちゃっているので、頑張れ、と言いたくなる。次巻でも、種族関係なしに、個性濃い目のキャラが出ると、実に嬉しい。
この台詞を引用に選んだのは、ホンさん、好きだなぁ、と強く思ったので。
こうやって、ストレートに、何の意識もなく、相手の良い所を褒めるのって難しいですよね。
いや、難しい、と考えている時点、既にダメか?
何にせよ、ホンさんに「良い」と言われたら、劣等感なんて、簡単に吹っ飛んでくれそう。
やる気が空回りしちゃう時もあるっちゃあるけど、ホンさんは、ぜひ、このまま、気の好い竜人さんでいてほしいもんである。
「あのお野菜たちガ、こんナにおいしクなるなんテ・・・トーコさんは天才!デすネ!」
「おばあちゃんから習っただけですよ。むしろ地味な料理しか作れなくて・・・」
「ジミ?」
「ええと、目立たない、というか・・・・・・」
「オオ!確かニそうですネ!」
「えっ」
「トーコサンのお料理ハ、味や匂いや切りかた・・・・・・目立たないところカラ、優しイ気持ちが伝わってきマス。トテモ、スゴいことでス」
「~~~~っ」
「それニ・・・・・・目立つノガ、よくなイことモありますシ・・・・・・」
(妙に実感のこもった言いかた)(byホンさん、塔子さん) -
Posted by ブクログ
遠く、文化も大きく異なる国からやってきたちょっぴり(?)天然なホンさんと、お隣さんになった日本の大学生トーコさんのほのぼのなお話。
広告で1話を見かけて読んだら雰囲気が好きだったので早速購入しました
ホンさんが文化の違いをひとつひとつ新鮮に受け取っていてほっこりします
よく感涙している時と、しおしおになっている時がかわいいです笑
対するトーコさんのすーん具合もまたかわいい笑
竜人の中では「変な奴」と言われていたホンさんですが、作中での本人(本竜?)の役に立ちたい気持ちが強かった事が心に残っていて、故郷ではどう過ごしていたのかなと想いを馳せてしまいました
ホンさんばかり注目されて膨れているルーイくんもかわいかったです
チヒロさんとのこれからの関係性?に期待です
果たして仲良くなれるのだろうか……?
2巻以降も楽しみです