大沢幸子のレビュー一覧

ふたりユースケ

三田村信行 / 大沢幸子

児童書なので、文字も大きくサクサク読めた。

主人公小川ユースケが、引っ越した町の伝説の神童だったという『大川ユースケ』にそっくりだったという所から話は始まる。

神童に近付かなければならないという重圧、大川ユースケの遺書から分かる彼の悩みと苦悩、そして死の真相など、最後の最後まで飽きさせない物語だった。

ふたりユースケ

三田村信行 / 大沢幸子

中高学年向け
転校先の田舎の村で、2年前に死んだ神童と瓜二つだったユースケは。。

なかなか面白かった
重めの内容だが、主人公ユースケの口からさっぱりとテンポよく語られる。

ふたりユースケ

三田村信行 / 大沢幸子

小川ユースケは、引っ越した先で神童の生まれ変わりとして、町中の期待を背負うことになってしまう。

「神童」でなければならない。イメージとちがうと非難される。期待をおしつけられた男の子のプレッシャーが、本人の語り口でわりと軽快に描かれていて読みやすい。なのに、プレッシャーに押しつぶされた子どもの気持ちが心につきささる。押しつけられた期待ってこわい。

ふたりユースケ

三田村信行 / 大沢幸子

主人公が田舎に引越したら死んだ神童の大川ユースケと間違えられて危うく自分の人生を踏み外してしまいそうになるはなし。