矢倉喬士のレビュー一覧

  • きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする

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     争いが絶えない地に住む、或いはそこで生まれた人間達の日常を、たまにファンタジー込みで描写した短編集。
     表題だけ見て俗っぽい作品なんだろうなと思い購入はしていなかったのですが、Twitterであらすじが流れてきたのでふと拝見したところ、あまりにも面白そうすぎたので慌てて購入し読みました。予想通りかなり面白かったです。
     表題にもなっている"きみはメタルギアソリッドV:ファントムペインをプレイする"は作品のテーマが面白い上に文章も素晴らしく、何よりも最後の一文が素晴らしい。その他、"もういい!"では一生続くんじゃないかと思う区切りの無い文章の羅列をアッラ

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    2026年04月16日
  • きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする

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    1992年生まれのアフガニスタン系アメリカ人、ジャミル・ジャン・コチャイによる連作短編集。

    ゲームが好きならこのタイトルと表題作は惹かれるものがある。かくいう自分もここ数年はゲームはめっきりプレイしなくなったが、かつては結構なゲーマーであった。
    当然『メタルギアソリッド』シリーズも熱中した口で『ファントムペイン』発売時には寝る間も惜しんでミッションをこなしていた。
    この表題作は、アメリカに住むアフガニスタン系アメリカ人の少年が、無職の父を助けるために貯めていたバイト代を、その日発売日だった『メタルギアソリッドV』に充ててしまう。早速帰ってプレイすると、広大でリアルな世界が彼の眼の前に開かれ、

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    2025年04月15日
  • きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする

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    カオスな政情が続くアフガニスタンにルーツを持ち、アメリカで育った著者による、12編の短編。どの話にもイスラム文化や戦争が通底している。

    表題作は、戦争で父親や叔父を傷つけられた少年が主人公。「メタルギアソリッド」の新作を純粋に楽しみにしている一方で、その舞台の当事者でもある、というアイデンティティのねじれが特に強く印象に残った。

    ゲームとしてプレイすれば、敵を排除しミッションをクリアすることに達成感がある。それは自分が普段感じているゲームの楽しさと同じはずなのに、この作品の中では、そこに別の感情が同時に存在している。
    考えてみれば、実在する国が舞台である以上、その出来事を実際に経験した人が

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    2026年04月16日
  • きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする

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    パキスタン・ペシャワールの難民キャンプで生まれ、カルフォルニアに移住したアフガニスタン系アメリカ人作家による短編集。特に表題作と、猿になっちゃう話と、バラバラになった子どもの肉片が次々送られてきて、それを裁縫で繋ぎ合わせる話が、なかなかに新しい読後感で、読み応えがありました。

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    2026年04月11日
  • きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする

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    それなのに、あなたがたはどこへ行くのか?
    ──クルアーン 81章26節
     
     
    YouTubeチャンネル『けんご小説紹介』でスケザネさんが紹介していた本作。
    そのタイトルのキャッチーさに興味を擽られ購入。

    いざ、読んでみると…世界観を理解するのがなかなか難しい短編集でした。
    表題作になっている『きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする』と『サルになったダリーの話』は個人的に好き。

    だけど、全作イスラム文化圏をバックグラウンドにした短編集であり、それらの文化や宗教観、そしてイスラム圏の寓話なども用いているということで、それらをある程度知っている方が読みやすそう。

    アフガニス

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    2025年07月07日
  • きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする

    Posted by ブクログ

    短編集
    アメリカからアフガニスタンへの思いをのせて,いろんな形での文章,文体のアプローチが面白い.
    現実のゲームプレイが妄想と混ざり合って進む表題作,どんどん届く宅配便の「差出人に返送」突然サルになった息子と母を描いた「サルになったダリーの話」が良かった.

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    2025年05月23日