上昌広のレビュー一覧
-
高齢者や弱者を殺すコロナ対策は問題だらけで、非科学的な政治が引っ張った責任は大きい。PCR検査をサボる論を展開したエセ知識人や、加藤勝信らのどうしようもない輩が一向に反省しないままなのは解せない。
結局○○ムラの専横こそが我が国の伝統ある姿の本質なのか。原発をはじめやたらとムラが存在するようだが国民...続きを読むPosted by ブクログ -
知らなかった事ばかりで驚きの連続でした。上先生のように患者さん目線で物事を考えてくださるお医者様はなかなかいらっしゃらないかと思います。
私の父は年齢が90近くになりますがまだ現役の医者として働いております。医師の高齢化、若い有能な医師不足これはまさに現代の深刻な問題だと思います。
深く根深い闇...続きを読む -
無症状患者が見つかった時に、PCR検査大幅拡大させるべきだった→なぜやらないのか→増やしたら感染研や保健所の処理能力を超える→民間の検査機関に頼らざるを得なくなる→頼りたくない→データや予算を独占したいから
だとPosted by ブクログ -
首都圏が医師不足であること、将来的に深刻であることがよく分かった。
著者の近藤誠医師に関する部分は、読みながら気になっていたが、最後の方で言及されていて、少なからぬ部分が両者で重なっていると思われた。Posted by ブクログ -
なかなかの内容。
近代史からの西日本、は、なるほど、と。
医療格差を、対人口、でみるか、対面積、でみるか。
都市部の国公立医学部の数の少なさゆえ、地方大医学部が都市部の草刈り場となっているのは事実。
彼らが卒後、地元である都市部へ帰るのは一目瞭然。
となれば、地域枠をこしらえる地方大学の気持ちも十...続きを読むPosted by ブクログ -
先端医療・新薬を取り巻くさまざまな現状の問題点。
国立病院の生い立ちは日本軍から派生しており体質は軍隊を元に成り立っている。
歴史的に日本の医療は戊辰戦争で反逆した地域では相対的に遅れている。
この先日本において総合医を育成することで医療費抑制を図ることを提言。Posted by ブクログ -
人口あたりの国公立医学部定員は関東1に対して四国9。医学部数の不均衡が、地域の医師数の不均衡につながっている。関東は国公立医学部が少なく、高額な私大が多いため開業医の子弟しか行けない状況。
なぞなぞのようなタイトル。救急搬送のたらい回しも、まわりまわって、医学部定員数、そして江戸時代からの地域特性...続きを読むPosted by ブクログ -
このタイトルの意味だけでなく都内の病院の色がよく分かり勉強になりました。
これから高齢者が増えると医師はもっと忙しくなるやろうな、、当たり前のように残業が必要になり、なりたいと思う人は少なくなるかもしれない。
それを減らすためにも、見合った給料をだす必要がある。そのためには病院が繁盛しないといけない...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の主張はわかったけれど、一般市民に向けてのメッセージとして、コネが重要とか、患者数ランキングに注目とかは、ちょっと浮世離れした発言に思えました。医師のコミュニケーション能力の説明も、ほぼ人脈があって社交的であることと同義っていうのは誤解と思いました。プライマリケアって視点があんまり語られていなく...続きを読むPosted by ブクログ
-
医師としての経験から,日本の医療システムの問題点を指摘。医療ムラや地域格差といった歪みの根っこには,国家による統制,特に価格統制があるという主張で,それを打破する突破口として混合診療の解禁を訴えている。
歴史的に構築されてきた医療制度が多くの面で弊害をもたらしているというのはうなづける。ただその流れ...続きを読むPosted by ブクログ -
問題意識の強さからなのか、筆が走り気味で特に前半は説得力が今一つだが、後半の医師不足やその原因についての主張はよくわかった。
政治家はもとより業界団体や役所に期待できないとなると、草の根からということか。Posted by ブクログ