書店のPOPで興味を持ち読んでみました。
私はこれまで競馬に興味がなく、知識もほとんどありません。
競馬というのは娯楽で、運試しで一喜一憂したり、気に入った馬をアイドルなどで言う"推し"のような感覚で応援するといった楽しみ方をするものだと思っていました。
この本を読んで、そういった情や感覚で競馬をするのではない、数字や傾向などデータを駆使して合理的にお金を回収する人たちの輪郭が見えた気がしました。
当てに行く競馬ではなく、最終的な回収率のみを見据える。
オッズなどの人々の主観が介在する余地のある数字は当てにせず、過去の走りなどから再現性のあるデータのみを参照にする。
本書を読んで得られる考え方は競馬のみにならず色々な事柄にも転用できると感じました。
実際に著者はポーカーなどでも同様の考え方を活かして結果を出しているそうです。
知識皆無の知らないジャンルの本でしたが、とても楽しく読むことができました。
ただ、手っ取り早く稼ぎたいと思ってる人には向かない本です。
なんとなくのイメージですがこの本を手に取る4割くらいの人は手っ取り早く稼ぎたい人だと思ってます。
この本にある方法をすぐに実践できる人は、競馬を多角的にしゃぶり尽くしている相当な玄人か、データ収集やデータ活用が趣味の人くらいかなぁと感じました。
著者が重要視している"期待値"という数字を出すために必要な"勝率"を算出するためにはある程度の時間や熱意が必要です。
とはいえ、今は2025年で昔と違いネットで簡単に情報が拾えるし、AIなど補佐してくれるツールも多いため、この本を内容は実践しやすいように思いました。
総合すると、すぐ稼げる本ではないですが
ハウツー本として優秀で、競馬以外でも視野を広げてくれる自己啓発本のような楽しみ方もできる面白い1冊でした。