すべてをアフレコで入れるアニメ作品において音響監督が果たす役割は何かをオムニバス形式で描く。うる星やつらの斯波監督に憧れ業界入りしアヴァロンの音響監督を務めた若林和弘監督のように、教育体系もなく業界入りし、ハードソフトの知識を身につけたうえでストーリー展開を汲み取り音響分野で世界観を作り込んでいく人材成長を果たしていく人がいる。それでも失われた20年目のリーマン危機以降はプロダクションとして経営ができなくなって、若林監督もフリーランス化しているように、現代のアニメ業界は音響人材を維持養成できなくなってきていることに危機感を感じる。