木戸孝子のレビュー一覧 見えない日常 木戸孝子 エッセイ・紀行 / エッセイ 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 文化の違い、摩擦があることは頭では分かっている。 この本はそのようなうわべの理解に対して、渾身の一撃を加えてきた。 アメリカでの逮捕、裁判は読んでいて、苦しかった。息が止まりそうだった。身体的に苦しくなった。しかし、そこからの解放は、本当に解放だった。最後に木戸さんが自らの写真のテーマを見つける、いや定める部分が出てくる。スキンシップだ。しかし、そのスキンシップは「いかにも」なものではない。えぐってくる。見るものの価値観、心情をえぐってくる。 考えさせる著作であり、えぐってくる著作でもあった。 0 2025年03月24日 <<<1・・・・・・・・・>>>