のもとしゅうへいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
感情を失うくらい疲れて自分を見失い、おばけのような透明な姿になってしまった主人公が食を通じて自分自身を癒す物語。
精神的疲労は感情を失い、食の楽しさも忘れてしまう。しかし生きるためのサインでお腹が空くままに動いた食事がおばけの救いになっていた。どれもやわらかいテイストで描かれる食べ物は温かみがこちらまで伝わってくる。
趣味の絵描きを通じて周りとの関係に気が付くことは客観視の大切も教えてくれた。
現代社会にも真面目でしっかり者、そういった方々が鬱やパニック障害に多いと聞く。最後までガッツでやり遂げる、そういった風潮が良いとされてきた時代はもう終わり。
私も食べることが好きなので、きっと疲れた時の