新島義昭のレビュー一覧

  • 野生のうたが聞こえる

    Posted by ブクログ

    北海道に住むようになって四季の移ろいというのをとても強く感じるようになった。私が住んでいるのは都市部だけど、少し足を伸ばせば原生林が残っている。そんな場所に住むようになり自然や環境に対する関心が増したこの数年はちょこちょこと自然の美しさを感じられる本に手を伸ばすようになっていて、その中で読んだ一冊。
    20世紀前半に環境倫理学を提唱し、この分野の古典と呼ばれる本とのことですが、とても良かった。説教臭さやいたずらに危機感を煽るような雰囲気はまったくなく、著者が自然をどのように見つめ、何を感じてきたのかが表された美しいエッセイがまずあって、その流れで適切な自然管理・自然保護とはどのようなものなのかが

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    2025年11月28日