バッコ博士のレビュー一覧

  • 教養としての建築

    Posted by ブクログ

    ライトなタイトルだけれど、内容は建築を仕事としている僕が読んでも十分に面白かった。少し難しい話もあるけれど、やさしく読みやすく書いてくれているので一般の人が読んでも面白いと思う。
    ただ、今から家を建てる人が読むと、工務店に対して疑心暗鬼になるかもしれない。実際、本書に書かれているようなきちんとした構造の教養を持っていないプロは多い。耐震性を高めるのに、建物を固くするか、柔らかくするかということや、伝統工法を都合良く引用する怪しい会社は多い。
    また、建築が適当であることについての章もとても良かった。適当だから悪いのではなく、適当にしないといけない部分と、適当で大丈夫な面、同時に適当だと問題だよね

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    2025年11月08日
  • 教養としての建築

    Posted by ブクログ

    コンクリにひび割れが入るのは当然。法律上、震度7が2回来ることは想定されていない。構造設計は人の手とコンピュータによる泥臭いチューニングの仕事。現代においては一発逆転の技術開発が起こる余地はほとんど無くなっている。日本の構造設計・耐震技術に対する幻想を破壊し、リアルを提示。伝統工法は当時としては高い技術ではあったが、これやっとけば地震で倒れないという工法ではない。現代でも残ってるのは、たまたまで大半は倒壊している。コンクリの硬さや地盤について。構造の世界では個別最適化を図ると他の部分にとって最悪になりかねない。結果的に全体最適化を図ると平凡なつくりになったりする。時刻歴応答解析の話が出てきた。

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    2026年04月02日
  • 教養としての建築

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    建築=意匠設計(美)としての側面ばかり注目される中で、構造設計(強)について詳しく知ることができ、とても勉強になった。設備設計(用)についても知りたくなった。
    日本においてすべては地震との戦いだということ、思いのほか構造計算や耐震基準などは大雑把で不確かなものだということ。思い込みを覆される事実ばかりだった。

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    2025年10月28日
  • 教養としての建築

    Posted by ブクログ

    -建築設計(構造計算)は無重力から計算する。

    -建物を作るには、建物がどう壊れるか知る必要がある。

    とても興味深かった。自動車関連の開発者として、共通点を感じつつも、建築だからこその難しい課題が知れtrよかった。

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    2025年09月06日