どくさいスイッチ企画のレビュー一覧

  • 殺す時間を殺すための時間

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    R-1グランプリ2024にて大会史上初のアマチュアファイナリストとなった、どくさいスイッチ企画さんのショートショート集。
    手前味噌だけど、芸人とショートショートはめちゃくちゃ相性が良いとずっと思っていて、それが確信に変わった一冊。
    ネタと親和性がありすぎる。

    舞台でウケるネタを作っていたら、どうしても笑い声にはならないけれど面白いものと出会ってしまう。それを文章にしてみたら面白いってことは多々あり、なんなら許容範囲が広いぶん、ショートショートは出しどころがないネタのセーフティネットになっていると感じることすらある。(もちろん舞台でやってもウケるし、文章にしても面白いものも存在する)

    この本にも落語、コント、漫才、漫談のエッセンスが詰まっていた。それでいてショートショートとして表現した時のクオリティが高く、一編ごとの発想が素晴らしい。

    僕はショートショートという言葉には、短いお話というほかに、「早く読める」と言う意味も含まれていると思っていて、そういう意味でも完全なショートショート集だった。電車と飛行機で読んだが、例えば動画に挟まれる広告の時間にも一遍読めてしまうほどパッと読めるのも嬉しい。タイトルの「殺す時間」とは暇のことで、「究極の暇つぶし」みたいな意訳になるだろうか。めちゃくちゃ時間を殺してくれた。

    お気に入りはシークレットカスタマー、受付、コピーアンドペースト、フォーカードマジック、ゲームキッズ、就職強盗。

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    2026年03月04日
  • 殺す時間を殺すための時間

    Posted by ブクログ

    フリーのお笑い芸人が書いたショートショート。作品ごとに特徴が変わり、白黒が反転するレイアウトもあってとても刺激的な一冊となっています。作品自体もアイデアが面白く、芸人より作家として活躍して欲しいと思うくらい面白かったです。

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    2025年05月25日
  • 殺す時間を殺すための時間

    Posted by ブクログ

    お笑いピン芸人どくさいスイッチ企画によるショートショート集
    物騒なタイトルですが、由来は暇つぶしの英訳「kill time」からきています

    R-1グランプリやYoutubeの大喜利チャンネルでお見かけしていた芸人さんですが、巻末著者紹介によると社会人落語日本一決定戦で優勝していたり、創作落語を制作していたりと、かなり幅広く活躍しているようでした

    実際に収録作の中には創作落語の台本もあったりします

    でもそれだけではありません
    本当にバラエティに富んだラインナップです

    笑えるもの、ゾッとするもの、くだらないもの、不気味なもの、泣けるもの等々、そんなこんなが全60作品
    さらには作品ごとにページレイアウトが変わるという凝りよう
    大満足です

    お気に入りをいくつか羅列
    受付・社員研修・予知現・ギャルの遺言・とうめい熊のいたオフィス・就職強盗・グランドフィナーレ・笛吹きの告白・解散伝説・ヤなことそっと25・地球のお医者さん・グレイテストギフト・ザッピング・すけべ神社・古本探偵の推論・だいさくせんズについて

    いやいくつ挙げるんだよ!ってな感じですが、それくらい自分の好みに合致しているものがたくさんありました

    作者によるまえがきに『本の名前もタイトルも思い出せないけれど、いつまでも頭に残っている物語になりますように』とあるのですが、そんな感性が好きな方ならお気に入りの作品が絶対に見つかるような一冊なのではないでしょうか

    解説の土岡哲朗さん(春とヒコーキ・芸人)もとても良かったです
    作品を考察しながら同時に作者を語る、愛と敬意のあるとても素敵な解説でした

    んで、その解説で作者の事を「どくさい氏」と呼んでいたのが妙にツボってしまった(笑
    いや、そうなんだろうけど、なんかこう、味がある呼び方よね「どくさい氏」

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    2024年11月14日
  • 殺す時間を殺すための時間

    Posted by ブクログ

    ピン芸人かどうかは魂が決めるんだよ

    さすがです

    くすっとしてぞわっとしてハッとして…
    ちょっとずつ読めるし隙間時間に読める
    バタバタでも読書したい!
    にもってこい
    時間潰しではなく、ちゃんと楽しい本を、コンパクトに読みたいときに。

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    2025年04月24日
  • 殺す時間を殺すための時間

    Posted by ブクログ

    序盤の印象は色々物足りないなぁだった。

    読み進めていくうちに、笑えるもの、不穏なもの、意味深なものと沢山の話が短編で軽く読めて、ありだなぁと!
    次はどのテイストの話かとワクワク感もある

    情景描写がかなり少なく、ほぼ会話文のみの短編が多いので疲れている時にでも読める本。

    端的に言うと『読む落語』という印象。

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    2024年12月14日