江原慶のレビュー一覧
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成長という言葉から脱出したいことは分かりました。同意もできます。しかし内容はよく理解できませんでした。平易な言葉ですが抽象的で難しく、過去の世界を説明している前半はまだ良かったのですが、後半はついていけませんでした。最後の方はここにきて経済のお勉強!?というような内容になり、私の頭はとっ散らかりました。
理論のようでいて一種の信念というフレーズがありましたが、まさに信念の発露という感じで、理路整然としていない読後感です。解像度を上げたい信念なので買ったのですが、まだ雲を掴むような状況なのでしょうかね。
戦争を前提としている、そうなってしまう覚悟というか、諦念を感じたことは発見でした。 -
Posted by ブクログ
第1章から第5章までは経済理論史、経済成長の概念、高度経済成長期以降の整理、プラネタリー・バウンダリーの解説、とコンパクトにまとめており、著者の頭脳明晰さがうかがえる。第6章から本書の主題である、脱成長の基本構造、脱成長株式市場論、脱成長貨幣論と続くが、こちらは現状認識、脱成長への具体策ともに空論であり、「マルクス経済学から出発して、「脱成長の経済学」を模索する」という試みは破綻しているように思う。
第7章で展開している脱成長株式市場論では、著者は株価の理論値を説明したうえで、株価の基準にはならず、株価は需給のみで決まるとしている。しかしながら、著者の提示するモデルによる株価の理論値は一つの考 -
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ネタバレマルクスの資本論=資本の増大が経済成長をもたらす。資本の大規模化が生産性の上昇を生み出し、資本蓄積が進む。
ケインズによるマクロ経済の誕生。
経済成長は名目が先に計算されて、物価の影響を除いて実質が計算できる。
グリーンニューディールは経済成長を目指すところが脱成長とは違う。
「ジェヴォンヌのパラドックス」グリーン技術は量の増大をもたらし環境負荷は低減しない。
脱成長は、ゼロ成長を目指すのではなく、資本蓄積を抑制すること。
公害は日本独自のもの。マルクス経済学も日本発のもの。資本論が入ってきたっタイミングが、よかった。
経済成長を目指すと、廃棄物処理の拡大にしたがって生産も増える。脱成長の考え