江原慶のレビュー一覧

  • 資本主義はなぜ限界なのか ――脱成長の経済学

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    第1章から第5章までは経済理論史、経済成長の概念、高度経済成長期以降の整理、プラネタリー・バウンダリーの解説、とコンパクトにまとめており、著者の頭脳明晰さがうかがえる。第6章から本書の主題である、脱成長の基本構造、脱成長株式市場論、脱成長貨幣論と続くが、こちらは現状認識、脱成長への具体策ともに空論であり、「マルクス経済学から出発して、「脱成長の経済学」を模索する」という試みは破綻しているように思う。
    第7章で展開している脱成長株式市場論では、著者は株価の理論値を説明したうえで、株価の基準にはならず、株価は需給のみで決まるとしている。しかしながら、著者の提示するモデルによる株価の理論値は一つの考

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    2026年03月28日
  • 資本主義はなぜ限界なのか ――脱成長の経済学

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    ネタバレ

    マルクスの資本論=資本の増大が経済成長をもたらす。資本の大規模化が生産性の上昇を生み出し、資本蓄積が進む。
    ケインズによるマクロ経済の誕生。
    経済成長は名目が先に計算されて、物価の影響を除いて実質が計算できる。
    グリーンニューディールは経済成長を目指すところが脱成長とは違う。
    「ジェヴォンヌのパラドックス」グリーン技術は量の増大をもたらし環境負荷は低減しない。
    脱成長は、ゼロ成長を目指すのではなく、資本蓄積を抑制すること。
    公害は日本独自のもの。マルクス経済学も日本発のもの。資本論が入ってきたっタイミングが、よかった。
    経済成長を目指すと、廃棄物処理の拡大にしたがって生産も増える。脱成長の考え

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    2026年03月11日